生命の大哲学に眼をひらけ

朝学の最初に
大きな声で
地域のおじいちゃまが
新聞から感想を読み上げた

集まっていた
ひとたちの赤ちゃんが
驚いて泣き出した

するとまわりの
ひとたちが笑った

声が大きいわ
驚かさないで

赤ちゃんをあやす
お母さまたちは

大声聞くのも
良い経験ですと謙虚だ

ボクの仲間たちが
数人
赤ちゃんに群がり
一緒に遊ぶ

赤ちゃんが笑う

ボクは赤ちゃんが
キライなので
隅に隠れる

近くにいた
よそのおばあちゃまが
どうしたの？と微笑む

「赤ちゃん気味悪いから
キライなの」

あら？
どうして？

「小さいのに人間だし
動くしスグ何でも覚えて
犬とか猫とか鳥より
すぐ反応できるようになるし
怖い」

あぁそうね
人間は頭がいいから
小動物と違うわね

そういうのが
パコちゃんは怖いのね？

「うんうん」

そうか、
そういう人もいるのね
初めて知ったわ

じゃあ
赤ちゃんの形の
人形もコワイ？

「うんうん
気持ち悪い」

うふふ
そうなのね
オトナは怖くないの？
友達とかは？

「怖くないよ
赤ちゃんだけイヤだ」

わかったわ
無理に好きにならなくても
いいけど
怖くない存在だってことだけ
学んで欲しいわ

パコちゃんに
お願いしたのは
将来もし
赤ちゃんが何かあって
泣いてたら逃げないで
様子だけ見て
オトナや周りに
知らせてもらっていい？

怖い存在ではないのよ
人間の子供なの
様子をみて知らせることは
お願いできるかな？

「ん。やってみるね」

まあ！ありがとう

ボクらが会話してる横で
朝学のおじいちゃまの
講義は続いてる

「虚飾や虚栄を笑い飛ばせ！
虚言や虚偽に憤怒せよ！
真実の宝剣で叩ききれ！」

何やら興奮して
顔が赤くなって喝破してる

「いい言葉ばかり並べ
行動しないのまさに
嘘つきだデマカセだ」

「どこまでも大事なのは
「行動」なんだ
行動があるところに真実がある」

朝学が赤ちゃんの会話で
途切れ途切れだ
動画も撮影してたけど
手元すぎて

ボクとおばさまの
赤ちゃん会話だ

誠に残念
しかたない

講義の最後に
「キミに拾われ
キミに育てられ
キミによって学んだ

人生をいかに
生きるべきかの道を習い
キミによって
現実社会への開花
教わった

これこそ人生の崇高な
劇であり現実である
確かなる青春の調べ
その恩は山より高く
海より深い

この御恩を報ぜんがため
壮絶なる人生の戦野につづいた」

大声のおじいちゃまが
涙声で読み上げる

ノートを閉じながら
話した

普段は本は読みません
老眼です新聞も読みません
朝学のおかげで
新聞をひらき
ノートに感想を書いたり
新聞を書き写す
最初はイヤでしたが
いまでは楽しみであり
人生勉強になっています
皆さんのおかげです
本当にありがとうございます

大拍手の中
また
赤ちゃんが泣きだした
おじいちゃまが
赤ちゃんに頭をさげ
ありがとうございました
と言った

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★スマホもパソコンも保護者らに
時間制限で借りるので
フォローしても読み切れません

いつもありがとうございます
エックスからの
DMもありがとうございます
そしてここに
公に書いておきます

ボクの保護者らは
ある特定の数人との交流を
させないように
その方々の作品がボクの
目に入らないように

ブロックに削除に消去と
苦心してくださっています

残念なほど
ボクはそれが誰かも知っていますし
その方々の内容は読んでいませんが
目に入ります

「どうして？」
とは思いますが
保護者の「保護」意識を
無下にはしません

なので拡散でまわってきても
削除されていますし
スキをおすこともないです
本当にすみません

それから
「冒険者のおじいちゃま」の
ファンのみなさま

事件です

おじいちゃま
救命士の資格
取るそうです

もちろん
年齢が年齢だけに
２９歳までしか
雇用できない？とか
決まりがあるそうです

職業にするんじゃなくて

万一の震災や災害時に
何か手伝いや対処できる
役立てる自分になりたいという
考えだそうです

いわゆる
趣味で取得したい
スキルだそうです

それでは
またあした



追記
気象病でゴロゴロ痛みに
耐えています