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<paiza 社員インタビュー>デザイン戦略部長 山﨑博司「チャレンジできるカルチャー」

みなさんこんにちは、paizaです。本日も弊社の社員インタビューをお届けします。

プロダクト本部デザイン戦略部長の山﨑博司さんにお話を伺いました。paizaにおけるデザイン戦略とは。そして山﨑さんがpaizaに入ったきっかけなどを伺いました。

入社前のデザインは「変えるところしかなかった」

ポータブルの扇風機を離さない山﨑さん

ーー山﨑さんは転職時、他の会社からも内定をもらっていたと聞きました。どのような経緯でpaizaに入社しようと思ったのでしょうか?

実は入社する2週間前までpaizaで働くことを悩んでいました。そのとき複数社から内定をもらっていて、自分のキャリアのことも考えて、「その会社で働くことにどのような意義があるのか」という観点からも決めかねていたというのが本音です。

そこで、内定をもらっている会社の経営者一人ひとりと話をさせてもらって、今後の事業展開や他社との差別化などについて聞きました。その中で弊社代表の片山との話が一番印象に残ったんです。

そのとき、ちょうど子どもが生まれて子育てが始まったころだったので、paizaの未来像や事業展開は子どもの未来にも役立つものだと思いました。そういった意味でもサービスを成長させていくことに魅力を感じて、入社することにしました。

ーー子育て世代の目線からも事業やサービスに可能性を感じたということですね。入社の決め手になったことはありますか?

デザインにおいて変えていかないといけないと思った部分が多く「入社したら暇しなさそうだな」と思いました(笑)。

ただ、完成したものを細々と変えていくよりも、まだ未完成のものを自分の力でつくり上げていったほうが思い入れも深まります。「やりがいがありそうだな」と思い入社を考えました。

一番の決め手は、面談が終わった後にもらったpaizaの経営層からのメールでした。そのときには片山と直属の上司から別々にメールをもらって、会社やサービスについての想いと、一緒に働いてほしいというメッセージが書かれていました。

こういう面談が終わった後にくるメールって、人事部から定型文を少しいじったような内容で来ることが多いですよね。だけど、paizaは違ったんです。経営者が自分の言葉で、心を込めたメッセージを送ってくれる。そういったところに心を打たれて、入社することを決めました。

ーーデザインの改善点が多かったとのことですが、具体的にはどのような点を課題に感じていましたか?

私が入社する以前にもデザイナーが在籍していて、一つひとつのクリエイティブはきれいなものがつくれていたんです。ただ、作られたデザインが再現しきれていなかったり、全体でみるとチグハグでダサいものになっているので、問題は会社としてデザインへの理解が進んでいないことだと感じました。

実は、入社前にも現場のデザイナーの方々とも面談させていただいたのですが、一人ひとりはスキルもありデザインに対しても熱い想いを持っていたのですが、それぞれが思う通りのデザインが実現されていないという感覚が伝わってきました。

当時は社内にフロントエンドのエンジニアも在籍しておらず、自分たちのデザインがなかなか再現されない。変えたいけど、変えられないという現状を歯がゆく思っていると聞かされました。

私はこれまでのキャリアでデザイン組織の立ち上げや、デザイナーとフロントエンドの組織づくりもやっていました。paizaの中にもしっかりとデザインができる組織をつくり、その貢献度を可視化していければ、サービスの成長もドライブさせられると思ったんです。

ビジネスへの理解を前提としたデザイン施策

やっぱり扇風機を離さない山﨑さん


ーー現在ではデザイン戦略部の部長として組織をマネジメントしています。具体的にはどのような業務を担当しているのでしょうか?

デザイン戦略部では会社全体に関わるデザインだけでなく、各事業のデザイン業務も横断的におこなっています。私のメインの業務はデザイナーとフロントエンドの組織のマネジメントをしていて、具体的には、リソースの分配や組織としての戦略立て・予算管理などです。

以前まではリブランディングの計画立案なども担当していましたが、現在ではマーケティング部に主幹をうつして、一緒に推進しています。

その他の業務としては、UIなども含めた部署の制作物の確認とレビューや実際にUI設計をすることもあります。

ーー山﨑さんはデザイン組織のあり方に課題を感じていたとお話しされていましたが、実際にマネジメントをしてみて見つかった課題や難しさはありますか?

paizaのプロダクトは長い年月をかけて構築されてきた故の技術的な課題が大きくフルモデルチェンジをするのも一筋縄では行きません。どのような段階を踏んで変えていくのかという面は悩ましくもあり、おもしろいところでもあると感じています。

一方で、それ故に、デザイナーのキャリア形成において方向性を定めていく課題はあるなと感じています。

ーーデザイナーのキャリア形成というと、やはり将来的にはディレクターになり、やがて山﨑さんのようにマネジメント側に進むことを目指すというイメージですか?

たしかに昔であればディレクターになるというのが一つの目標でしたが、現在のデザイナーのキャリア形成は、どちらかというと「デザイナーのまま事業側に寄っていく」というのが一般的になりつつあります。

私としてもデザイナー出身のPdMやプロダクトオーナーが増えて欲しいと感じています。

そう言う意味でも現代のデザイナーは単純にきれいなデザインやUIをつくるだけではなく、数値的な分析と課題の抽出、そして施策自体を企画していくところまで手を伸ばしていく必要があります。

paizaのビジネスモデルは、一見シンプルに見えて複雑です。それをメンバーに理解してもらうために話をしたり、他社のビジネスモデルについての勉強会を開催したこともあります。

ーーたしかに、幅広いサービスがある中でデザインに統一感を持たせるためには、チーム内での連携だけではなく、メンバーの一人ひとりがビジネスへの解像度を高めることが求められます。

​​そうですね。だからこそデザイナーはpaiza転職やpaiza新卒など、事業ごとで担当は割り振りません。

たとえばpaizaのサービス上でスカウトが受信できる画面のデザインを改修しようとするときは、転職と新卒の両方のサービスへの影響を考える必要があるためです。デザイナーはいずれのサービスも理解していなければ一方で改善が進んでも、もう一方で改悪になってしまうことがあります。

デザイン戦略部は組織横断型でありつつも、サービス間の横断部分でも視野を広げていくことが必要です。そういった面でも、やはりデザイナーのビジネスへの理解は重視しています。

今後のキャリアとして考えても、幅広いサービスが同時並行で成長しているpaizaは、働くメリットが多い環境です。

主体的に声を上げ、チャレンジできるカルチャー

どうしても扇風機を離さない山﨑さん


ーーそういった中で、今後の人材採用についてもお聞きしたいのですが、現在デザイン戦略部が求めているのはどのような人材でしょうか?

現状、ジュニア層の採用はある程度完了した状態なので、ある程度経験を積んだミドル層やシニア層の採用に重きを置いています。とくにサービスや事業に興味を持っていただいていて、自分ごととして考えていただける方は歓迎します。

これまでの採用の傾向をみると、やはり「paizaラーニング」に興味を持って応募いただく方が多いです。私もそうでしたが、お子さんがいる方だと将来に役立つものだと自分ごと化してくださるんですね。

しかし、マネタイズの面でいくと転職や新卒などの就職支援サービスが中心です。学習事業に興味があるのは嬉しいことではあるのですが、サービスや事業全体としての興味まであるとミスマッチが起こりにくいのかなと思います。

一方で、それぞれが成長しているサービスの中で、事業の数値や自分がつくったデザインの貢献度などに興味がある方にとっては、やりがいを感じていただけると考えています。

ーー最後に、paizaの働きやすさやpaizaで働くことのキャリアとしてのメリットをお聞かせください。

paizaはチャレンジがしやすい環境です。そして、チャレンジしたうえでの失敗は許容するカルチャーもあります。

「失敗してもそこから学びが得られればよい」というカルチャー形成を経営層がつくっているのはとてもよいことで、だからこそメンバーが主体的に声を上げてチャレンジしていける。これがpaizaの成長の要因であり、他部署も含めて優秀な人材が好んで集まる要因だと考えています。

失敗した時に厳しく詰められる時があっても良い気もしてますが(笑)
デザイナーとして、「もっと事業や経営にコミットしたデザインをしていきたい」と思っているけど、自分の力を発揮しきれていない、チャレンジできていないという方も多いのではないでしょうか。

そういった方にとって、paizaはとてもマッチしていると思います。同時に、事業もサービスもまだまだ大きなポテンシャルがあります。今後の成長にコミットして、自身のキャリアとしても新しいチャレンジを求めている方と、ぜひ一緒に仕事をしたいですね。

<現在paizaで募集中の職種>

この記事の制作チーム

ディレクション:板倉彩乃(戦略人事グループ)
ディレクション:柳下修平(メディアグループ 「Tech Team Journal」「paiza times」編集長)
取材/文/撮影:川島大雅



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