食器を石けんで洗う。

顔・カラダ・髪を石けんで洗い、浴室をも石けんで洗い出したわたし。


次は食器だな、と思っていた。

環境への影響を抑えて、自分の生活も向上させる。

これにはバランスが大事だと思う。

いくら環境にはよくても、自分への不利益が大きいと続かない。
もちろん意識の高い方には出来るだろうが、わたしのような面倒くさがり人間だと3日坊主で終わってしまう。
自分はどこまでなら気持ちよく行えるだろうと湯船に浸かりながら考える。

石けんで食器を洗うとぬるつきが気になるとか、ガラスの曇りが気になるというのを目にしたが、キッチンでの手洗いと食器洗いが1つになるのは自分にとって好都合だ。

さて、どうか。

結論、わたしにとっては大ありだ。

わたしがもともとキッチンで使っていたのは下記の3つ。

・某メーカー弱酸性泡ハンドソープ
・某メーカー食器用洗剤
・ヤシが原料の野菜も洗える食器洗剤

まずハンドソープ。
これに関しては石けんに変えても泡立ての手間がかかるだけなので、大した問題ではない。

次に某メーカー食器用洗剤だが、洗浄力が高く手荒れにも繋がるので本当は使いたくないもの。だけど油汚れの落ちやすさなど洗浄の時間が短く済むので、ほとんどの食器はこれを使用。

最後にヤシ原料の食器洗剤。
これは主にコーヒー器具に使用。
元々はこちらをすべての食器に使用していたのだが泡立ちが弱く汚れの分解が遅いため断念。
ここからはわたしの気持ちの問題。
わたしはコーヒーが好きでペーパードリップで入れることがほとんどなのだけど、コーヒーを入れるときはどうも洗剤が気になってしまう。
ドリッパーの表面に残った洗剤が、ドリップの際にお湯に溶け出して成分や匂いがコーヒーにうつる…気がする。
それがイヤで、これだけは洗剤を変えていた。
気になるものだけをこちらの洗剤で洗うという感じ。
いやいや、他の食器や調理器具も一緒だろ?
と言われればそれまでなのだけど。

そう。気持ちだ。

この3つを一本化してみたわけだ。
石けんに変えて思ったのが、
想像以上にちゃんと洗えてベタつきが残らない
ということ。

石けんで食器を洗う際の注意点として、
すすぐ際に洗い桶に食器をためず、1つずつ順番にすすぐ事がすすめられているが、
わたしは元々洗い桶も使用していないので、洗い方にほぼ違いがない。

ヤシの洗剤よりウンと汚れ落ちがいいし、泡持ちも思っていたよりいい。連続していくつか食器があらえる。
すすぎの時間もさほど変わらないように思う。
1つ違う点は、すすぎが水だと落ちづらいので、お湯を使用しなければいけないという点だ。
これに関しても、熱いと感じるほどの温度でなくても問題はないので、お湯による手の乾燥は心配ないかと思う。

曇りもわずかに出るものがあるが、しばらく使い続ければなくなるのではないかと思う。わたしの場合は鍋蓋のゴムパッキンが曇った。

キッチンの石けんだが、
今は手作りではなく
ミヨシの"無添加 白いせっけん"を使用している。
かたさも十分で使いやすい。
そのうち手作りに変えると思う。

布巾も石けんで洗っているので、キッチンまわりはこの石けん1つで気持ちよく過ごせる。

わたしにとってはマイナス面がほぼなく、気持ちよさが勝っているためこちらも定着しそうだ。

衣類の洗濯等は、洗剤による環境のマイナスを理解しつつも自分の手間と、衣類のケアを考えるとしばらく変更は出来そうにないが、見直そうとは思っている。

食器洗剤の影響や手荒れが気になっている人は、
生活に合いそうなら一度試してみるとよいかもしれない。



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