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暑いときは暑いところのものを食べよ!

連日猛暑の記録を更新中らしいですが、皆様、お元気でしょうか。
今回は暑い日に食べるとちょっと元気がでる、暑い日ところの食べ物をおすすめしたいと思います。

カリフォルニアに住んでた頃、めちゃくちゃお世話になったメキシコ料理。パクチーが大嫌いだったけど、メキシコ料理(あとタイ料理も)のおかげでめちゃくちゃ好きになりました。やっぱり暑いときには暑いところの料理が効果的です。今日は、そのメキシコ料理の基本ソース、サルサのレシピと中医学から見た効果をお伝えしますね。

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【ハマるサルサレシピ】
暑いので、暑さ対策にもなってビタミン豊富なサルサレシピを。

材料
●トマト・・・中4個
●玉ねぎ・・・3/4~1個
●パクチー・・・好きなだけ。多い方がおいしい。
●ニンニク・・・1片
●ライム(レモン可)・・・3/4個~お好みで。
●ハラペーニョ(青唐辛子)・・・1個~お好みで。

作り方
□トマトを角切りする。湯剥きした方がいいけど、面倒ならしなくてもOK
□玉ねぎは細かいみじん切りに。
□パクチーもみじん切り。
□ニンニクはすりおろす。
これらをボウルに入れて混ぜる。(①)

①にライムを絞る。レモンでもOK。量はお好みで。
□チリペッパーとクミン少々。
□ハラペーニョを細かく切って加える。
□塩小さじ半、黒コショウ少々で味を調えます。

切って混ぜるだけです。一晩おくとさらに馴染んで美味しいです。
分量は結構テキトウです。トマトや玉ねぎのサイズによって増やしたり減らしたりします。その時の気分でも。パクチー大盛りがおすすめですよー。

フレッシュサルサは、トルティアチップスにつけて食べるのが定石ですが、トーストに載せても、焼いた鶏肉、豚肉、牛肉や揚げ物にかけたり、オムライスにかけても美味しいですよ。元々「サルサ」とは「ソース」の意味なので、なんにでもかけてみてください。

私が好きなのは、玉ねぎとパプリカとエビや牛肉・豚肉・鶏肉など好みの肉を塩コショウで炒めて、チーズをのせて温めたトルティアの上にそれを載せて、そこにさらに、ハラペーニョのピクルスと、先ほどのメキシカンフレッシュサルサを載せた下の写真にある「ケサディア」という料理。これが旨い。メキシコ風ピザといった感じです。
これにライムが乗ったコロナビールがあれば最高です。同じくライムが乗った、ボトル入りのコカ・コーラでも良いです^^

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中医学的サルサの効能


トマトは、微寒で余分な熱をとり、身体を潤して、渇きを癒し、食欲不振、消化不良に用いられます。

玉ねぎは、温性で、トマトや生野菜のダメージを緩和します。痰をとり、リラックスさせて、胃腸を整えて安眠を手伝います。

パクチーは、温性で、トマトや生野菜のダメージを緩和します。消化を促し、体内の水はけを良くします。また寒気を散らす力も有るため、エアコンで冷えた身体にもおすすめ。

フレッシュサルサは、そうじて、温性のものが多く入っています。これは、生ものは総じて身体を冷やしたり、胃腸の機能を低下させてしまうことがあるので、それらのダメージを緩和させる役割があると思います。暑いところではレモンやライムがよく食べられますが、これらには、熱を冷まして疲労を回復したり、発汗により失った潤いを補う力があります。

また夏は総うじて冷たいものを摂りがちなので、温める力が強いにんにくを適量加えることは、お腹が暖められ、消化力を高めてくれ、夏バテ対策にはとてもおすすめです。ただしにんにく単体で沢山食べると、逆に熱がこもってしまうので、トマトなどの冷ます性質のものといっしょに摂るのが良いでしょう。

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食べてみたくなりませんか?

サルサは夏暑い時期にとってもおすすめなソースです。「それでもあのパクチーの匂いが・・・」というあなた、大丈夫です。私も始めは嫌いでした。でも今では「パクチー大盛ね!」と言っちゃうぐらいドはまりしました。慣れが習慣になってきっと癖になること間違いありません。でもどうしても苦手な方は、シソでも代用できるようです。今ピッタリのサルサ。是非一度美味しい食べ方で試してみてくださいね!



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