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リクルートからマネーフォワードへ転職して三ヶ月経ったので雑記

はじめに

2020年の1月を持って株式会社リクルート住まいカンパニーを卒業し、同年2月から株式会社マネーフォワードへ移りました。試用期間も終わったのでこの三ヶ月を振り返ってみたくなった次第です。社内では「あれ?まだ三ヶ月だっけ?」と言われる事も多く、僕自身の感覚ももはやよく分からない感じではありますが、それほど非常にスムーズにジョインしたのではないでしょうか。そう思いたい。(むしろマネフォのオンボーディングイケてるからでは)

なんで転職したのか

リクルートではSUUMOに関わる仕事を色々とやってました。PC版のクリエイティブ組織(デザインやフロントエンド、ディレクションなど)でマネジメントや採用、業務改善をやりつつ、戸建・流通領域ではSP版のプロダクトの改善活動をやったり、最後はAppの横断組織でプロダクトオーナー的な事をやっていました。
リクルートではとにかく徹底的に「何故?」を掘り下げる、本質的な問いがされます。それまで割と打ち手先行で仕事をしていた僕にとって最初は「やってみないと分からない事だってあんだろ!」と思っていましたが、最終的にこの圧倒的な問いが自分の力になったと思っています。各チームのマネージャーやメンバーから学んだ事は非常に大きく、渦中にいる時は正直しんどい事もありましたが卒業した今はとてもありがたく思っています。

マインドが変わるのに年齢は関係ないな、と最終日に挨拶していた際に振り返って少し泣きそうになりました。それほどに人の成長にパワーを注ぐ会社だったように思います。あと、人によって言い方は多少違えど、本当に「お前はどうしたい?」って聞かれます。

でも、自分がどうしたいか?という意思を持つという事はとても重要な事なんですよね。この軸がないと結局世の中の出来事は自分事にならず言い訳ばかりの生き方となります。言い訳ばかりで何が悪いか?それって結局搾取されるだけの人生となるんですよ。本当いい会社だったと思います。

転職しようと思ったのは先述のリクルートで感じた事が理由です。チームとしてのアウトプットにもっとこだわりたい、お金をツールとして捉えた課題解決への挑戦、自分のケーパビリティをもっと活用したい、逆説的ではありますが自分のやりたいと思うことがリクルートに在籍していた事によって明確になって、それを実現したいと思うようになりました。(ここら辺は別途書きたいと思います)

会社を移るにあたってマネーフォワードの人たちとはかなり対話を重ねました。選考の段階でもかなりの人数と時間をかけてもらいました。最終的にはこの対話の量が納得感に繋がって転職を決めました。会社移るにあたって納得感は本当に双方にとって大事です。採用エクスペリエンス最高だなと思います。

この三ヶ月でやった事

プロダクトマネージャーとして入って、デザイン、エンジニアの実務以外を色々とやってます。チームとしてどうやって成果を出していくか、というのは入社前からずっと考えていた事ですが、結果的には、開発フロー整備、コミュニケーションラインのデザイン、各種諸々の情報のテンプレ化、プロダクト分析、仮説立案、KPI設計、インセプションデッキの作成、ロードマップ検討、ユーザーリサーチ関連、採用、チームビルディング、ピープルマネジメント、などやれる事には色々と手を出してます。

正直な所、まだ種まきしたくらいではあります。(やりきれてない事も多いですし)成果まではまだ少し時間がかかりそう。また、手持ちの武器で戦っている感は否めないのでもう少し武器を増やしたい所です。

権限移譲してくれてるので結構好き勝手にやらせてもらってます。どちらかと言えば精神的に忙しい状態ですが転職時特有の負荷は思ったよりも低いのかなという感じです。加えて会計知識などを研修でガッツリやってくれたのは非常にありがたいです。ここら辺はオンボーディングが素晴らしいなと思った次第。また、いろんなバックボーンを持つ人も多く、多様性という意味でも学ぶ所は多いです。

唯一、厳しいなーと思ったのは昨今のコロナの影響を受けて、このタイミングでリモートワークを余儀なくされたことでしょうか。効率を考えてもリモートワークの利点は多いのですが、やっぱり最初はオフラインで進めたい事ってあったりするので。(現時点で二ヶ月ほどリモートワークしているので最近は弊害は感じませんが)

これからやりたいと思っている事

僕が担当しているサービスはまだリリースして間もない事もあって、まだまだ世の中の人達にとってフィットしているとは言い切れない状態です。プロダクト自体のクオリティ、マーケティング戦略、ブランド認知、などやらなくてはいけない事は山積みです。ただ、これまでの経験をフル活用出来る場所で働く事はシンプルに楽しいし、加えて新しい事にもチャレンジ出来るこの機会を使わない手はないなと思っています。またサービスを通じて世の中の不を解決していくという根っこの部分はどこで働いていても変わらないなと思いました。気持ち的には若返っているような気分です。

デザインやサービス改善、転職ノウハウを実体験を元に書いています。サポート頂けたら嬉しいです。