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個人のお金に関するサービスを作ったりする人|サービスデザインと働き方を考える。チームとプロダクト改善、UXデザイン、キャリアデザイン、守りのメンタルケア、など仕事に活きるスキルやノウハウをゆったり更新しています。

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  • PdMお気に入り記事まとめ

    PdM(プロダクトマネージャー)関連の記事で好きな記事のまとめです

  • SaaS関連note

    SaaSに関連するnoteをまとめています。マーケティング、UX、開発、デザインなどジャンル不問

最近の記事

とある2022年の振り返り

今年はあまり自分の中で感じた事とかを言語化できていなかったので、せめて年が終わる前に一個くらいは・・・という気持ちで書いています。 ありがたい事に、毎年色んな変化があるのですが、変化に対応するエネルギーを確保するためにフィジカルを鍛えるという事もやったりしています。 おかげさまで、健康診断の数値も改善傾向です。 お仕事的な話今年は年始からそれまで所属していたチームから離れて、新しいチームに異動しました。 それまで、1年くらい採用活動をずっと続けていたのですが、奇跡的に良い方

    • どうしてこのUIなの?PMが意識する情報設計の世界

      プロダクト開発を行うにあたって、UXデザインという言葉に振り回されてしまう前に情報設計(Information Architecture)についてちゃんと考えた方が汎用的である。という事をこれまで仕事をしてきた中で感じているのですが、もう少し体系的に整理してみたいと思います。 ワイヤーフレームの例を載せて、そこから情報設計の必要性を簡単にご紹介しています。 あと、ここら辺の話をする時にデザイナーのスキルと思われてるなあと感じる事もあるのですが、これは別に職種に関わらず持って

      • プロダクトマネージャーが意識するプロジェクトマネジメント〜第0試合〜

        ここ数年、プロダクトマネジメントという言葉がよく使われるようになり、プロダクトマネージャーとしてのニーズも増えてきました。体感として、転職市場においても各社プロダクトマネージャーの求人が増えてきたように感じます。 一方でプロジェクトマネージャーという役割もあり、どちらもPMと略されるため一体何が違うのかと思う人もいるかもしれません。 この二つを簡潔に定義してしまうと プロダクトマネージャーの責務→WhatとWhy(何を、どうして) 何を作るのか、なぜ作るべきなのかの責任を

        • 2021年にやりたいこと8つ

          あけましておめでとうございます。昨年末はギリギリまで仕事をしていたので正月の休みとは言ったもののあんまり連休感が無い2021年からスタートしております。今年の正月は通常よりも飲酒量が減り、挙げ句の果てにはランニングかますなど健康的なスタートダッシュでお送りしています。 昨年からの引き続きも含めて、今年やりたい事を8つ挙げてみました。 1.ナレッジをストックする仕事だけでなく、知識や経験をしっかりとストックする。文章などにちゃんとまとめて後で見返せる状態にする。 2.他者

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        記事

          面倒くさいと思いがちな目標設定の話・前編

          会社での目標設定についてどうしたら良いのかという事を色んな所で聞かれる事が今年一年で増えたので、自分の考えをまとめてみました。各社、色んな考え方やフレームワークを使っていたりするのですが、そういった細かいことは抜きにして考え方や姿勢みたいな物をまとめてみました。(個人的な見解です) 何故目標設定をするのか?一定期間のゴールの要件定義のためだと思っています。期待値をしっかりとすり合わせるために目標設定はしっかりと行った方が良いです。評価する側、評価される側という立場の違いはあ

          面倒くさいと思いがちな目標設定の話・前編

          働く事とは何かを考えさせられた10年前の話

          年末に年末感の無いお話を一つ。 かれこれ10年前の話です。東日本大震災が起きた当時の事。 何が起きたのか?当時、ガラケーのコンテンツを扱う会社でデザイナーとして働いていた頃、2011年3月11日。お昼ご飯を食べ終わって会社に戻りエレベーターに乗ろうとした瞬間に大きな揺れを感じました。慌てて会社の外に出ると電線が大きく波打ち、近隣の会社からも人がゾロゾロと出てきました。ただごとでは無いなと思ったのと、エレベーターに乗ってなくてマジで良かった、と思ったのを覚えています。同僚も

          働く事とは何かを考えさせられた10年前の話

          2020年PMの仕事に役立った本

          2020年はとにかく家にいた1年でした。クリスマスも終わり、今年も残りあとわずか。仕事納めまではあと3営業日です。 毎年読んだ本のまとめやってるんですが、今年はプロダクトマネージャーとしての立場で役に立ったものを中心に7冊ピックアップしてみました。 今年読んで良かった本7選久しぶりに開発プロセスを考える事が多かったので、改めてインプット用に。ストーリー仕立てで読みやすいですが、案外リアルな感じもあり、SCRUM BOOTCAMPとかに比べるともっと辛辣な瞬間を描いてたりしま

          2020年PMの仕事に役立った本

          プロダクトマネージャーに活用できるスキルとは?

          この記事はプロダクトマネージャー Advent Calendar 2020の12日目の記事です。 今回は今年転職して現職でプロダクトマネージャー(以下PM)として働いた1年を振り返りつつ、PMとして求められるスキル、これまでの自分の経験やスキルを整理してみたいと思います。 読後感次のキャリアとしてPMを考えてる人が活かせるスキルがなんとなく分かる 割とゆるゆるですみません。が、PMのカバー範囲はやっぱり広いのでそこら辺は別の記事を参考にしつつ、今回はPMをキャリアの選択

          プロダクトマネージャーに活用できるスキルとは?

          コーチング体験会で気付いた「聞く」事の重要さ

          昨年末くらいからコーチングについて自分で調べたり本を読んだりする機会があったのですが、あるきっかけでコーチング体験に参加してきて理解を深めたので忘れないうちにメモ。結論から言うと「自分は普段、人の話をどれくらい聞いているのだろうか?」という気づきが一番でした。 小さい頃に親から「人の言うことは聞きなさい」って言われてたけど、含蓄あるよなあ。 コーチングに興味を持ったきっかけこれは昔の上司とどうしてもコミュニケーションがうまくいかなくて、どうしようかなと思った時に手法としての

          コーチング体験会で気付いた「聞く」事の重要さ

          信頼残高ゼロのプロダクトマネージャーのチームビルディング

          はじめにプロダクトマネージャーは一体何をすれば良いのか?というのは特にプロダクトマネージャーを始めたばかりの人にとっては頭を抱える問題かもしれません。実際にプロダクトマネージャーのカバー範囲は広く、また組織によってその役割も様々です。加えて、プロジェクトの規模によっては同じ役割の人間が周りにいなく、相談する相手がいない状況もあり得ます。 ただし、孤独な役割である事は確かですが、決して孤独に過ごせという事ではなく、いかに仲間を増やしていくかというのがプロダクトマネージャーの重要

          信頼残高ゼロのプロダクトマネージャーのチームビルディング

          UXライティングはテクニカルな話じゃないと思う

          昨今、UXライティングという言葉を界隈で目にするようになってきました。UXという言葉が一時期のバズワードから、普段使われるようになってきて数年という感じですが、ライティングにフォーカスされるのはとても大事な事のように思います。 ※職業としてのUXライターはここでは一旦切り離して書きたいと思います。 何故UXライティングなのか?結論から言うと、UXデザインにおけるライティングの重要度を形容する表現だと僕は思っています。 何故ならライティングというのはそれだけでもプロダクトの

          UXライティングはテクニカルな話じゃないと思う

          リクルートからマネーフォワードへ転職して三ヶ月経ったので雑記

          はじめに2020年の1月を持って株式会社リクルート住まいカンパニーを卒業し、同年2月から株式会社マネーフォワードへ移りました。試用期間も終わったのでこの三ヶ月を振り返ってみたくなった次第です。社内では「あれ?まだ三ヶ月だっけ?」と言われる事も多く、僕自身の感覚ももはやよく分からない感じではありますが、それほど非常にスムーズにジョインしたのではないでしょうか。そう思いたい。(むしろマネフォのオンボーディングイケてるからでは) なんで転職したのかリクルートではSUUMOに関わる

          リクルートからマネーフォワードへ転職して三ヶ月経ったので雑記

          リモートワークで見えてきた生産性と疲労について

          言わずもがなコロナ影響により、業種によってはリモートワークが続いています。また、リモートワークではなくとも医療従事者や小売業界、現場で働く皆様方においてはその負荷は筆舌に尽くしがたいと思います。日々の買い物などでもその感謝を忘れないようにしたいと思うこの頃です。 さて、かく言う私はリモートワークに入って一ヶ月ほどです。成果が全てであると言う世界は個人的にも正しい姿だと思いますが、やはり人間同士で働く以上、見えないところで積み重なってきている精神的な疲弊なども無視は出来ないと

          リモートワークで見えてきた生産性と疲労について

          リモートワークをやって分かったほど良いコツというもの

          コロナの影響から全社的にリモートワーク推奨となりました。通勤に40分ほどかかるという事は自分が知らないうちに保菌者となっていた場合にそれだけ感染拡大の可能性が高まる事だなと思い一週間はとりあえず家で仕事する事にしました。年齢を考えると自分が感染する事は多分あまり脅威ではなく、どちらかと言うと自分が媒体となってしまうのが怖いなという気持ちです。 そして幸いにも我が家はトイレットペーパーなど紙類はいつも多めにストックしているため、人間の尊厳は守れそうな勢いですし、虚しい争いには

          リモートワークをやって分かったほど良いコツというもの

          岩田さんを読んで感じるフィードバックの重要さ

          年明け、引き継ぎなどでバタバタしながらも、「岩田さん」という本を読んでいたのですが、要所要所で素敵な言葉が多くてたまに読み返したいなと思った次第です。 任天堂の元社長、 岩田聡さんのことばをまとめた本です。 ---- 天才プログラマーとして多くの名作ゲームを生み出し、 任天堂の社長としてニンテンドーDSやWiiなど 革新的なゲーム機をプロデュースした岩田聡さんの、 クリエイティブに対する思いや経営理念、 価値観、ポリシー、哲学などが凝縮された本です。 -書籍説明から抜

          岩田さんを読んで感じるフィードバックの重要さ

          「べき」という呪いと思考の大切さ

          「◯◯であるべきだ」「◯◯をするべきだ」 世の中や自分のTLに流れる、一見正しい事のような「べき論」で疲弊していませんか。 本来、現状と理想が対比として言及されるのは、そのギャップを明確にするためにあるのですが、ここ数年とても生きづらくなっているなあと感じるのは、その現状と理想とのギャップを他人に押し付けたり、まるで他人の問題を自分の問題としてすり替えているからなのではと感じています。 本来、僕たちの問題や課題の本質的な所は自分にしか分からないはずですがマジョリティによっ

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