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外食/中食

気がつけば外食をしなくなった。引っ越してきて藤沢が近くなり、かつて桜木町にもあった「ヨンドン」の本店に出かけて行ったのが、ここ数年のたったひとつの例外であるくらい。うちの奥さんは、ヨンドンでキムチが食べられるようになったんだ。僕はコムタンスープが大好きで。

弁当や惣菜を外で買ってくる、いわゆる「中食」も、滅多にしなくなった。美味しくないし、値頃感がない。ショッピング・モールなどのテナントだと、自動的に「開発費」が上乗せされているので、それだけで損した気分にさせられる。それに小麦も油も、エネルギーも値上げで、販売価格はどんどん上昇。例えば、見た目はきれいでフルーツたっぷりのゼリーでも、これで800円以上かよと思ってしまう。クロワッサンも1個=300円かと思ってしまう。僕が若い頃はケーキの値段だからね。

(そういえば郊外の駅近くのケーキ屋さんで、モンブラン=1千円っていうのもなったな。プリンアラモードとか、〇〇パフェもビストロの料理一品もみたいな値段でね)

奥さんがアレルギーで小麦粉ダメになってから、ほとんど食えるものが無くなったっていうのもあるし、今は、僕も「腎臓に難あり」で、ほとんどのものが食べれなくなっちゃったしね。僕は紅茶も珈琲もダメでね。1週間に1度くらい。それも無農薬でないと胃がやられる。

(ジャガイモにしても、農薬以前に「窒素/リン酸/カリ」な化成肥料を使われちゃうと、それが全部、腎臓に響くからね。だから、自然農法で自分たちでつくったジャガイモの方が安心でね)

そもそも電車に乗らなくなったな。
クルマはずいぶん前からやめちゃってるし。

郊外に暮らすと、ご近所が表情豊かでね。毎日、散歩してても飽きるってことがないんだ。四季折々どころか、毎日のように表情を変える。もちろん緑も豊富。普段、歩いている鋪道でコゲラに会える。

(窓も開けっぱなしでいられるので、滅多にエアコンも使わない)

僕には「通勤」がないから「お金を使う」からどんどん離れ、で、「家にいる」という生活。郊外だから、広くスペースも取れるので、僕の仕事部屋は「完全自立型」。ミニ・キッチンもあるし、シャワーもベッドもある。真夜中に働いてるだけじゃなくて、とにかく時間が不規則だから、この方が気分が楽でね。

でも、炭酸水と氷は買ってくるかな。鉱泉系の炭酸水、美味しいし、「氷」も家庭の冷蔵庫では限界があるから。

でもまぁ、そんな感じ。食材も「買ってくる」はどんどん少なくなっている。米飯も、今は必須じゃないしね。