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ワクワクが止まらない!?専門家同士がイノベーションを生む、社内研修のススメ

こんにちは。parkERsブランドコミュニケーション室の矢崎です。

皆さんの会社では、“社内研修”を行なうことはありますか?
“社内研修”と聞くと、専門性のスキルアップを図ってノウハウを学ぶものを想像される方も多いかと思います。

わたしたちparkERsも社内研修を行なっているのですが、よく想像できるような講義とは一味違います。今回のnoteではわたしたちの、イノベーションを生む研修会“青山大学”についてお話します。

“青山大学”とは?

“青山大学”とは、北青山に位置するparkERsオフィスで月に1度行なわれる研修会のこと。※某有名学院大学とは一切関係ありません!

この研修会の特徴は、毎回parkERsスタッフが講師となり自分の専門とする分野の講義をすること。聴講対象も全ての部署です。

なぜ、“青山大学”はイノベーションを生むのか?

わたしたちparkERsのチームについておさらいしてみましょう。
1つの空間を作り上げるまでに、プロデューサーがお客さまにヒアリングを行ない、デザイナーと植物の専門家であるプランツコーディネーターが空間を設計、土や水を使った工事のノウハウを持つ施工監理チームが空間を施工し、メンテナンスチームがそこで過ごす豊かな時間を提供します。

バトンを繋ぎながら1つの空間を作り上げるため、それぞれのチームに専門性を持ったスタッフが多く在籍しています。


デザイン室には美大や芸大出身のスタッフ、プランツコーディネート室やグリーンライフ室には農大出身のスタッフはもちろん多いです。

しかし実はそれ以外にも、ユニークな経歴を持つスタッフが沢山います。

例えば、飲食業界で飲食店の立ち上げを専門にしてきた、ファッション業界でブランドを立ち上げた、大手ホテルで接客をしていた、不動産会社で営業をしていたのに40歳を過ぎてから急に花屋の店舗に立った・・・!など、挙げ始めればきりがありません。

そんなそれぞれのメンバーが、自分の語れることを自由に語る。
そのため、個人の人生ではとても想像ができないような他の業界や世界の話や、知見を深めることができます。それがコミュニケーションをとるきっかけとなり、融合に繋がります。

過去にあった講義は?

前職で「日本庭園」を造ることに携わっていたスタッフによる【「日本庭園」的思考から見る理想的な室内緑化とは】、前職でリフォーム業界の営業であったスタッフによる【「リピーター」の獲得のための営業手法】、大手ホテルでマネジメントを経験したスタッフによる【コミュニケート&チームワーク】など、前職での経験を生かした講義もあれば、

写真が趣味のスタッフによる【写真を通して考えるparkERsの創る空間】、新婚旅行でアフリカの大自然を体感してきたスタッフのよる【ボツワナ共和国、南アフリカ旅行記】遠藤奮戦記でおなじみの遠藤によるフィリピン修行の現地報告【プラントハンター見習 フィリピン編】など趣味やプライベートな時間で経験したことに基づいた講義も。

とにかく自由なテーマで、parkERsの作る空間と時間によりよい影響が生まれるように、全員が講師となり展開していくのが“青山大学”なのです。

“青山大学”新しいフェーズへ

今年の4月23日に行なわれた“青山大学”は、ついに社外へ飛び出して開催。

訪れたのは、荒川技研工業さんのショールーム。ここで、部署をまたいだコミュニケーションを取りながらクリエイティブを刺激するワークショップを行ないました。

「ARAKAWA GRIP」という独自開発のワイヤー金具を取り扱う荒川技研工業さん。まずはショールームを見学させていただきます。この金具は、ワンタッチで子供でもお年寄りでも簡単に位置の調整ができ、しっかりと固定ができるのが特徴。

午後の日差しが心地よく注ぐ3階のギャラリースペースで、ワークショップが始まります。ここは“ないものを創るギャラリー”。荒川技研工業さんの「ないものを創る」という理念を基に、クリエイター同士のアイディアが集まり、新しい物の価値を生み出す場所として作られた空間です。

5人1組のグループに分かれ、配られたのは「ARAKAWA GRIP」とワイヤー。
これを使って何が作れるのか考えることで、クリエイティブな発想を膨らまします。デザイナーだけでなく、あらゆる部署のスタッフが参加することで奇想天外な発想が生まれる一面も。

「これを繋ぎ合わせてハシゴにすれば、高所の植物のメンテナンスにも使えます!」

「金具を組み合わせれば、什器の移動や高さ調節が自由自在に・・・」

それぞれのユニークさを共有して、ワクワクする瞬間に

研修会を作る上で大事にするべきことは、学びを共有することだけではありません。今年、わたしたちがテーマにしているのは「全員コミュニケーション」。

相手のことを知り、コミュニケーションを生むきっかけを作ること。

そしてそれぞれが講師になり、経験や知見を共有することで、これから作り出すparkERsの空間がより良いものになるような気づきを与え合うこと。

そんな社内研修が、“青山大学”なのです。


今後も研修レポートをアップ予定ですので、お楽しみに!

この記事を書いた人

矢崎 恵理
park corporation/parkERs 
ブランドコミュニケーション室所属。
武蔵野美術大学を卒業後、
「うっとりする空間を作りたい」という想いのもと、parkERsへ。
parkERsでは、PR関連の制作を担当しています。