【寒さに耐える薬】DARPAが極寒の環境でも耐えられる薬を開発してるぞ

メタルギアソリッドのシーンで海中から、テロリストが武装蜂起した施設に潜入するものがあるんだけれど、寒さに強くなる注射を打っていた覚えがある。低温の海を泳いでいれば、まず身体が動かなくなるだろうし、十中八九心臓がすぐに止まる。

寒さを感じている状況は、身体が硬くなってくるし、無力感に捕らわれてくるので、とてもむなしいしさみしく感じてしまう。

だからこそ、コンビニのホットフードはとても重要だ。一休みしている間に肉まんやら唐揚げを食べて、カロリーをしっかり摂取しておきたい。身体の熱を作るためにはやっぱりカロリーが必要だから。

コンビニが全然無かった時代にとても戻れる気がしない。焼き芋屋は昔からあったから、見つけたら絶対買ってしまう。もしかしたら、時代劇にあった屋台のそばやなんかが現れていたかも。いま、蕎麦食べたいなってふと思ったので。


アメリカ、国防高等研究計画局(DARPA)は極寒に耐えるための薬の研究を進めているという。

人間の身体は低温に耐えることが出来ない。低温の場所にいると歯が鳴り始め、震えたり、手足の感覚が無くなって、低体温症や凍傷、深刻な病気になる可能性がある。

ヒューストンのライス大学で、生体工学の非遺伝的な薬物の研究をしている。極寒への暴露に対する人体の回復力を一時的に高めるという。

熱発生はエネルギーを使って、熱を作り出すことで、人体がこれを使う二は2種類の方法がある。1つはみんながよくやる震えること。もう1つは、非戦慄性熱発生と呼ばれるもので、褐色脂肪組織という褐色の脂肪を燃焼させるもの。いわゆる痩せる細胞でもある。

褐色脂肪は寒くなると身体を温めるために存在する脂肪で、エネルギーの蓄えや寒冷時にのみ活性化する。赤ちゃんのうちはこの褐色脂肪が結構あるけれど、年を経るごとに白色細胞賀ほとんどを占めるようになる。

白色脂肪は脂質と呼ばれる脂肪酸で出来ており、褐色脂肪はミトコンドリアというエネルギーを生産する細胞の構成要素が密集しており、寒くなるとミトコンドリアがエネルギーを作り出す時に身体を温めてくれる。

で、この褐色細胞をより活性化させる薬を開発すれば、寒さに適応するための数週間の期間を要していたものが、数時間で済むようになるという。

この薬がうまく出来れば、脂肪を溶かしてくれるから、痩身薬として有望なものになるということ。サルコペニアになってしまった高齢者にも使うことが出来るかな。内臓脂肪で困っている人たちにもきっと役に立つ。朝早く働く人にもコーヒーの代わりになるかも。

自分もこの薬ができたら、使ってみたいところ。冬コミの朝にこれを飲んで臨みたい。


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