【今度は呼気で生体認証】呼気の化学成分で個人認証の技術を開発しているぞ

これからのデジタルの時代に個人認証の手段がどれだけ増えるのかな。スマホを持ち出すようになってから、ナンバー入力やパターン認識などがあって、指紋認証が出来て、これは硬いだろうなと思っていたら、顔認証まで現れた。

スマホの個人認証はどれだけ手軽に認証が出来るのかと言うことにつきると思う。指紋認証は指が濡れているとうまく出来ないし、ナンバー入力も煩わしいと感じる人もいる。顔認証もマスクをしていると出来ないしで、さっと取り出して、すっとロックが外れるのが理想。

これらの生体認証はセキュリティの強度を優先すると網膜や掌紋、手指静脈、声紋などなど、個人を認証するパーツは結構あるモノ。しかし、これらのパーツが外傷などで損傷してしまったら、本人としての証明が困難になってしまう。


東京大学大学院や九州大学大学院、名古屋大学大学院、パナソニックインダストリーなどでつくる研究グループが人の吐く息で得られる化学情報から、個人認証する技術の原理実証に成功したと発表。

研究グループは人の吐く息で個人の認証に使えるのかを調べるために呼気ガスの成分を分析した。その結果、人それぞれに異なる呼気成分のパターンが存在することがわかった。

肺の呼気もまた違いがあるとは。呼気なら、身体が損傷しても、生きていさえいれば、呼吸をしている。これはかなり強固な生体認証なのでは。

今後は他任ずんでの識別を検証したり、食事による影響を確認するなど、実用化を目指しているという。

スパイものなどで、要人に化けて生体認証を通過するために指紋や光彩をコピーしたり、死体の部品を使ったりして、セキュリティを突破したりしている。

今後、呼気認証が出てきたら、どうやって突破するアイディアが出るかな。どこかで吐く息を盗んだりする? 強引な手段はのぞいて考えるとなると、ハニートラップで浮き輪の空気を入れてもらったりするとかね。


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