【レム睡眠の正体】睡眠中の目の動きは夢の中で見る動きと一致していたぞ

夢を見たような記憶があるけれども、どんな夢を見たのか全く覚えていないあるある。夢を見た時、覚えてる限りメモを取っておくと、見た夢を尾も出せるようになるらしい。

昔は奇妙奇天烈な夢をよく見たものだけれど、ここ最近は何かを忘れているものを探す夢を見ている。きっと自分がおろそかにしている何かがあるのだろう。

一番奇妙だった夢は、一面ススキばかりの夕日で染まった四角いリングにタッグマッチで始まった「日本シリーズ:巨人対西武戦」 なぜかプロレスタッグマッチというルールで始まるのだけれど、

やってることは同士討ちばかりしているので、なんだか変だなと思って眺めていると、ロープに振られた松井秀喜がリング中央まで春と長嶋監督にバットで殴られたので、思わず大笑いしてたら、自分の笑い声で目が覚めた。


カリフォルニア大学サンフランシスコ校の論文で、睡眠中の目の動きから夢の中で動かしている目の動きと一致していることを発見した。

睡眠中の急速な眼球運動は夢の中の風景を見ている。1950年代の初頭にレム睡眠が発見されて、この急速な眼球運動の謎をたくさんの科学者や心理学者、哲学者が追い続けていた。

今回の実験では覚醒時のマウスの頭の動きと目の動きを詳細に記録し、頭の動きの神経の興奮と相関させることで、目の動きから頭の動きを推定する。

右に首を向けた時に、目もそれに合わせて動く。このとき、神経活動は首の動きと相関する。寝ている時は首は動かないけれど、夢の中で首を動かすと神経活動の興奮は検出できると言うこと。

これにより、マウスで神経活動を調べた結果、頭を動かす夢を見た時、目もそれに合わせて動いていたことがわかった。

レム睡眠は記憶を整理していると言われているけれども、夢の中で整理されて編集された記憶を眺めているのかな。

いずれはレム睡眠中の映像を拾うことが出来るんだろうか。現在、脳内電極を設置した患者の夢の研究を行っているそうな。


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