【いつかは白髪を完全予防か】白髪になるメカニズムが見つかったかもしれないぞ

友人の周りにも白髪の割合が多くなってきて、お互いに年を取ってきたんだなと実感してしまう。最近では、若白髪を見かけることが多くて、苦労しているんだなと思ってしまうのは、白髪は老化と関連していると思っているから。まあ、それはそうなんだけれど。

前の職場で白髪になるのは睡眠不足があると聞いていて、他にも理由があるのだろうけれど、睡眠不足が1つの理由であるのは間違いないと思う。

白髪になるのなら、一部分ではなくて全部が白髪になったら、それはそれでキレイに見えるのではと思うけれど、でもこの場合だと髪質がひどくなっていて、バサバサのヨレヨレな状態になっていたりする。あと、白髪と言うよりはグレーなので、ちょっと色合いが違う。髪の色素を抜いて、完全なホワイトヘアーにできたら、需要がありそう。


アメリカ、ニューヨーク大学グロスマン校医学部の研究で、なぜ髪が白髪になるのかそのメカニズムを解明した可能性があるという。

基本的には、メラニンと呼ばれる特殊な色素産生細胞が不足すると白髪になることがわかっている。しかし、なぜ、どのようにして白髪になるのか、白髪を防ぐ方法があるのか、完全にわかっていなかった。

今回の研究で、メラニンがどのように発達するか、毛包にあるメラニン幹細胞に由来するもので、この幹細胞に注目した。

年を取ると、色素を作り出す細胞の前駆体が毛包バルジと呼ばれる部位でうごけなくなり、成長する髪を色で満たすのに十分な数のメラノサイトに成長しなくなると言う。

マウスを使った実験で、強制的に老化させたら、毛包バルジにとどまっているメラニン幹細胞を持つ毛包の数が15%から半分ほど増加した。

これらの細胞は、色素を作る細胞に再生したり成熟することはなく、メラニン幹細胞のままとどまっていた。これはマウスでの実験であるが、ヒトにも可能性があるという。

この新たに発見されたメカニズムにより、もし、発育中の毛包区画感で詰まった細胞が再び移動するのを助けることで、人の髪の白髪を元に戻したり予防することが可能になるかもしれない。

まだ、研究段階なので人への実験が行われていないが、白髪に悩んでいる人はこの研究を進めてほしいところ。これがうまくいったら、白髪染めが売れなくなってしまうかもね。白髪が予防できる未来にあえて、髪の毛を白くしたい人も現れるかな。


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