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成功するには何が大切なのか?

皆さん、おはようございます。
Gifed Creative、峯上良平です。

ふと面談をする中で、タイトルの質問して頂いたのですが、私なりにまとめてみたいと思います。

まず成功の定義を先にしておくと、

【自分にとって明日がくるのが楽しみな状態かつ、自分自身の人生の舵をきちんと握れていること】

とします。

この定義でいうと私自身は成功しつつあるというのが、現状の評価です。
日々、課題にぶつかったり、困ったりすることはありますが、乗り越えるために助けてくれるパートナーや仲間、人生の先輩方がいて、学び、試せば最終的にはなんとかなると心の底から思えている状態にあるため、私はかなり幸せな人間であると客観的に思うのです。

とはいえ、昔からそうだったわけではもちろんなく、過去のnoteにも書きましたが、鬱でひきこもり、生活リズムもバラバラ、体力もなく、毎日死にたい、どうやって死んだら楽かとばかり考えていた人間でした。

今、悩んでいる人の参考になればと思い、こうして赤裸々に書いていきます。

ずばり、【成功に大切なものは考え方である】と私は思います。

当時の私は、社会が悪い、仕組みが悪い、過去の○○さんのせいだ、行政、福祉のここがダメと

【自分にとって都合の悪いこと=他人のせい】

と決めつけ、自らを省みるということをしていなかったのです。
そうするとどうなるかというと、誰もが自分から離れていき、最後には完全に孤独になってしまい、さらに考え方が歪み、最後には他者に攻撃していたと思います。

生活リズムが悪く、そして脳への栄養がほとんどいかなくなり、過去の後悔や未来の不安で脳にストレスを与え続けると、脳が完全におかしくなってしまうのです。
そうなるとどんな支援者も力になることは出来なくなります。

今、しんどい状態から抜け出すには、自分自身の脳がきちんと機能するようにすること、そして自分自身を変化させるための行動を如何に起こせるかを試し続けることが本当に大切です。

私は昔、良い子だと言われてきました。
成績も中学までは良く、高専時代に落ちたものの、卒業はでき、大手IT企業にも就職でき、親から見ても少しは自慢できる子だったと思います。

それが1年足らずで鬱で休職、そして復帰も失敗、精神病院に入院するとは私自身も思ってはいませんでした。

療養初期はそういったちっぽけなプライドが邪魔をして、今なら半年から1年ほどで回復できたはずなのに3年も社会復帰をするのに時間がかかってしまいました。
早くに状況や病気を受け入れ、今すべきこと(脳の回復行動、認知の偏りの改善)をしておけば良かったと思います。

偶然にも嫌々させられた農業が、私自身の脳を回復させ、様々な専門書を読んだことで、認知行動療法と出会い、自らの可能性を最大限伸ばし続けた結果が、今の自分にとっての成功に繋がっていると思います。

皆さんが疎かにする基礎が、本当に大切なのです。
当たり前にわかることほど、実は難しい。
そのしんどさ、めちゃくちゃ分かります。

しかし、それが出来るようになれば、我々は社会不適合者から、スティーブジョブスのような、成功者といわれるような生き方が出来るようになります。
人と違うは、今の時代、本当に価値があります。
あなた自身の悲劇も、いつか振り返れば喜劇になるのです。

私がひきこもりの時、お風呂に入らなかった最高日数は1週間です。
どうしても頭がかゆくなり、本当に面倒だったのですが入りました。
1か月くらい行けるかと思いましたが、無理でした笑
これが今の状態だと恥ずかしくて言えませんよね。
でも、私はネタとして言えるのです。
他にもひきこもり時代の主食は、白ご飯に魚肉ソーセージ、ケチャップ&マヨでした。
おかげで今はどんなご飯も人より美味しく頂けます笑

最期に成長マインドセットというものがあります。
人生が良くなる人はこのマインドがあり、常に学び、実践し、試行錯誤を繰り返しながら成長し続けています。

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一方で人生がいつまでたっても変わらず、諦めてしまう人は固定マインドセットを持っています。
日々、ただただ言われた通りにしかこなさず、携帯ばかり見てだらだらと時間を過ごす。
どうせ、でも、だってとやらない言い訳が得意で、他人よりも優れていると見えるブランド品や車など、自分を良く見せることに必死で、無駄遣いも多い。

本当に自分にとって価値のあるものより、他人からどう見られるかの方が大事で、他人と比較し、いつまでたっても心から幸せを感じることが出来ない、辛い人生を歩む人です。

皆さんはどちらの人生が良いでしょうか?
このnoteを読んで、変わろうと行動した人だけが成功への道に一歩踏み出すことが出来ます。

【どうせ、でも、だって】
【自分には才能がない、こういう所がダメだから】

そう思い浮かぶ考え方に気づいて、どうすれば、自分にとって成功している人生だと思える生き方が出来るようになるのか。

私は四肢麻痺の人が、結婚し、子どもを二人立派に育て、孫までいて、幸せそうに暮らしている方を知っています。

理事長あいさつ | 社会福祉法人 太陽の家 (taiyonoie.or.jp)
彼は

【失われたものを数えるな、残った機能を最大限生かせ】

と言われ、必死にどうすれば仕事が出来るようになるのかを考え続け、周囲の反対も乗り越え、本当にしたかった結婚という夢、そして子どもを持つということを叶えました。

我々はどうでしょうか?
双極性障がいと私は精神病院に入院した際に、診断されました。
しかし、今、精神の薬は飲んでおらず、寛解して12年が経ちます。

3年前にはADHDという心理検査の結果も出ました。

全ての精神、発達障がいが治るかと言われれば、そうではありません。
しかし、自己理解を高め、自分に合ったセルフケア、生き方、働き方を出来るようになれば、障がいは障がいでは無くなると私は思うのです。

あなたの身体は物理的には何も失われてはおらず、ただ脳機能や体力、筋力が落ちているだけなのです。

一つずつ、丁寧に向き合えば、きっと脳や身体は答えてくれます。

人生をより良くするきっかけになれば嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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