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土用の丑の日 うなぎとムー大陸

今日は土用の丑の日です。ということで、うなぎの話を少々。

昔から日本人に愛されてきたうなぎ。
古くは縄文時代から食べられてきたそうです。
しかしながら、その生態は数多くの謎に包まれています。

日本で食べられているのはおもにニホンウナギという種類ですが、
この種類はある特定の場所でしか産卵しないそうです。

その場所とは日本から2000kmも離れたマリアナ海溝付近です。

つまりニホンウナギは産卵時期になると日本から南へ2000km泳ぎ、
グアムやサイパン付近で産卵し、
そこで生まれた稚魚は黒潮にのって再びこの島へ帰ってくるそうです。

そして成魚として日本で過ごしたのち、
産卵時期になるとまたマリアナ海溝へ2000km泳いで戻っていく。
これをずっと繰り返しているそうです。

ニホンウナギはなぜ、マリアナ海溝でしか卵を産まないのか?
そしてなぜ、再び日本へ戻ってくるのか?

この謎について、僕はある妄想を抱いています。

遺伝子に刻まれた記憶というものを僕は信じています。

全くの異文化にふれた時、それに共感できるのは
遺伝子に記憶があるからだと思っています。

例えば全然知らない国の料理を食べて、
なぜかそこに懐かしさを感じるときや、
初めて行った場所なのに、妙な居心地の良さを感じるときなど。

過去に経験した遺伝子の記憶が反応しているんだと思います。

人間にあるこの遺伝子の記憶。
それはうなぎにもあるんじゃないか?

太古の時代、うなぎはある場所で生活していて、
その場所の記憶が遺伝子に残っているから産卵の際、
再びそこを訪れるのではないか?

そして現在のマリアナ海溝、
グアムやサイパンが連なる場所にかつてあったとされるのは?

そう、ムー大陸です。

よく日本人にはムーの記憶が眠っていると言われますが、
同じものがニホンウナギにも残っていて、
お互いに遺伝子に刻まれた記憶が共鳴するからこそ、
僕たちはウナギをとりわけ好み、食してきたのではないか?

沈みゆく大陸から脱出し、日本列島にたどり着いた人々。
その末裔が縄文人になった話はオアスペでも語られますが、
僕たちの遠い祖先は、今は亡き大陸でうなぎと一緒に暮らしていたんじゃないか?だからうなぎも生まれた場所からわざわざ2000km泳いで
日本にやって来るんじゃないか?
かつての大陸の痕跡が残るこの島に。

そんなことを考えながら、僕は日々生きています。

古代史を調べていると、人間は遺伝子に例えられるものを、
神の象徴としてきたことがわかります。
龍、蛇、縄。みんな細長いですね。
遺伝子の螺旋構造に似ています。
その形状にうなぎも近い。

出雲ではセグロウミヘビが神々の先導役とされています。
これもうなぎと似ています。

うなぎを食べると、遺伝子に眠る太古の記憶が活性化するのかも?

こう考えると、土用の丑の日にいただくうなぎも、また違った味わい方ができると思います。

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