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なぜLINEでの告白はダメなのか

「今の10代や20代の子はLINEで告白するらしい」

割とよく聞く話である。それに追従してくるのが

「ありえない」
「告白は面と向かってするもの」

という、SNSを活用しての告白を否定する意見。

いや、ダメなん?

と毎回思う。

なんでダメなんだろう。

様式を変えただけで、昔から対面じゃない告白方法として、ラブレターもあったと思う。

同じ文章での告白だけど、何がいけないのだろう。
ラブレターしか、文章での告白の方法がなかった時代から「そんなものは告白じゃない」と言っている人はまた別として、
「手書きじゃないと思いは伝わらない」という意見もあるんだろうか。

正直、手書きかどうかは関係ないと僕は思う。
もちろん、手書きで書くことでより気持ちが伝わるということもあると思うが、結局、自分の思いを限りなく正確に伝えられるかどうか(100%伝えることは無理だと思ってます)は、表現力如何だと思っている。

表現や構成が自分の伝えたいことと合致していれば手書きだろうが、LINEだろうが、Word文書であろうが、相手には伝わるはずだ。

そして、世の中には「声に出して伝えることよりも、文章でアウトプットした方が気持ちを伝えるのが上手」な人たちが確かに存在する。
また、僕のように「人見知りで面と向かって話すのが緊張する」という理由で「消去法でLINE(メール)の方がいい」という人もいる。

告白は勇気を出して全力で伝えたい、本人にとってはものすごく大切な一大イベントだ。
その人が気持ちの伝えるのに最良の手段を使うのは当然のことだと思う。そのためだったらLINEだろうがSNSだろうが、フル活用すべきであって

「そんなのは告白じゃない」

なんてとんでもない。立派な全力の告白だ。
人の全力を自分の価値観で否定してしまうのはいささか乱暴な気がする。

「そんなのは告白じゃない」という人たちが抱いているのは結局
「自分が思い描く、青春のあるべき姿」において、告白は「対面でなくてはならない」という思い込みでしかない。

告白の仕方も、青春の形も色も、人それぞれ。
どの方法が一番いいか、どの色や形が一番綺麗か。

自分の価値観と感性を信じて、一生懸命選んでやったなら、成否はともかく、どんな手段でも胸をはって欲しいと思います。

ここまで言っておいて、
告白はほとんど対面でしてきたパウロより

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