興味の向くままに、次々と本を読むことが、自分の心と生活を追い詰めていた。

こんにちは。

唐突ですが、私は本を読むのが好きな人間です。

そして、様々な本を読むことは良いことだと思ってきました。

小説でも実用書でも漫画でも雑誌でも、活字と言われるものならなんでも。

だから、読書が好きということは、手軽な趣味としても実用という点にしても、かなり良いと思っていました。

それに、図書館に行けば本を買わなくても読めるし、子どものオムツを買うために登録し続けているAmazon primeなどの電子書籍サービスでも手軽に読める。

誰に迷惑をかけることもなく、安くで永遠に楽しめる。

コンテンツは不足することなくあるわけですから。

だから、子どもが寝静まった後や、ちょっと子どもが集中している空き時間に本を読んだりするのを毎日続けていました。

好きなことをしてストレスを発散、自分のための時間を割いているって。

でも、そんな生活を続けて半年ほど。

いつからか圧迫感や焦燥感、劣等感を感じるようになりました。

どんな本であっても、気になる、やってみたい、なぜ?、そういった関心や疑問が出てきます。

それを感じつつも、また新たに新しい本を読む訳です。

コンテンツは不足することなくありますし、電子書籍で次々現れるオススメ表示や、図書館の本を眺めていると、どんどん新しいのが読みたくなる。

でも、心の中では、あの本に書いてあったアレを試してみたいな…などと言う気持ちがある訳です。

それを試さず、この新しい本を読みたいという欲求を優先し、また更にやってみたいなと思うトピックスが増える。

こうなると、ただ知識として入れるだけで自分の血肉にはなっていない訳です。

これからの時代、知識なんてAIが8割方は担ってくれるでしょう。

残り2割、は知識を組み合わせて新たな発見を見つけるために必要だとは思いますが。

そしてそれは非常に重要だとは思いますが。

やっぱり、人として生きている以上、体験に叶う知識はないと思う訳です。

話が逸れてしまいましたが、つまり何にも考えず知識ばかり入れ過ぎて、あれがやりたいと思う自分の心を無視して、行動に移さない自分はダメだと追い詰めていっていました。

そして、それは生活をも苦しくさせていました。

読書が好きでストレス発散と言いながら、読書から逃れられず、行動しない自分がストレスになる。

巡り巡って読書が元凶になっていたのです。

これも、次々と本を読むことが原因だったと思います。

なので、今一度立ち止まって。

この半年、たくさんの本は読んできました。

気になる、やってみたい、考えたいトピックスも心の中にあり、常につっかえています。

なので、思い切って電子書籍のアプリは削除。

たまに読む異世界系の漫画は例外に。

そして、今電子書籍で気になっていた本を1冊、現物で買うことにしました。

そして、今日この日以降の2024年は本を買うことも図書館で借りることも辞めます。

子どもの絵本は例外になるのですが。

充分に読みきれず、気になるトピックスは盛り沢山なのに行動に移しきっていない本が複数家に眠っております。

今年は、本にじっくり向き合う。

でもキツくすると長続きしないし、疲れちゃうかもしれないから、子供に読む絵本と特に好きな異世界漫画は例外にする。

1冊1冊の本に向き合って、改めて自分を労っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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