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心象風景(短歌)

さわさわと風吹き抜ける草原に寝転んでいて私はひとり

どこまでも平和な春が続く空さえずる小鳥静かな孤独

手のひらでまぶしい光遮ぎればまぶたに満ちる心地良い闇

雨が降る心に沁みるその音に遠いあの日の涙が落ちる

自転車で長い坂を駆け下りて風になろうよ海を目指して

淋しいと泣いてた日々よさようなら誰でもいつかひとりに還る

前を向いて心の翼広げれば空に飛び立つ私は自由


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