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散文短歌 #1 「ポップで爽やかな歌を詠みたい。」

これ目標ね。

短歌を作るのは楽しい。指折り数えてはスマホのメモに打ち込んでいるが、出てくる言葉、出来上がる短歌はどれもこれも感傷的。死にたいとか終わりたいとか。

昔から自分を表現するのが苦手。何を考えてるか分からない言われるし、言いたいことも喉元で止まるんだ。モヤモヤして処理できず何度潰れてしまったことか。短歌ではそういう気持ちや感情を表に出して供養させてもらっている。ギュッと31文字に落とし込めた時の達成感も好き。

先日、友人に作った短歌を詠んでもらう機会があった。(半ば強引に)
ちゃんと短歌になっているか知りたかったのと、アドバイスしてもらいたかったからだ。「暗いっ!」が最初の感想だった。でも、これをこうして〜と改変し出来上がった歌。さすがやな、と。
抽象的なのね。勉強になりました。そしてもっと短歌が好きになった。「いちごつみしよう。」と言われ、やるならポップなやつで攻めていきたいの。キラキラしたやつ。でもでも、全然浮かばなくて。いちごつみが始められない。

感傷的な歌しか詠めないのは、それはそれで。負の感情が生きる力になっているのは確か。


「孤独だと主張を続ける星たちを縫いつけてまた星座を創る」
「ふっとして視界に入る黄色さはタンポポかライオンかもしれないな」

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