オードリー若林正恭さんのナナメの夕暮れを読みました〜。
本日はオードリーの若林正恭さんのナナメの夕暮れを読んだので、そちらの読書感想文をつけていきたいと思いますよ〜。
こちらはエッセイになります。
芸人のオードリーの若林正恭さん(春日さんじゃない方です笑)が彼の日常をエッセイにした面白い系のお話になります。
ちなみにですが、私はこの本をきっかけにオードリーのオールナイトニッポンを聴くようになりました。
大袈裟な表現はあまり好きではないのですが、実を言うとこの本を読んだのは2年位前になるのですが、この本は私の人生を少し変えた本と言ってもいいかもしれません。
当時の読後の感覚としては自分自身がすごく弱気であることにコンプレックスを感じていた時期でしたので、オードリーの若林さんの卑屈であること、気にしすぎであることや今風に言うと、インキャである事を前面に押し出したスタイルと言うのは自分にとってとても衝撃的でした。
そんなことしていいいの〜!?笑
という感覚がすごく強かったです。
私を含めてなんとなく、共通認識として明るくあることであったり、いつも笑っていることであったり、はつらつとした事と言うのが良いと言うふうにされていますが、オードリーの若林さんの考え方を見ていると自分自身、本当の意味で必ずしもそうではなくて良いのかもしれないと言うふうに考えられるようになりました。
急な例えになってしまいますが、人間をベクトルと言うふうに考えたときに、矢印の向きと、矢印の大きさがどれほどのものであるか、と言う2つの要素でベクトルというのが作られると思います。
生まれたての赤ちゃんをレベル0として人間力のようなものを数値化したときに最大値が100とすると、笑
大体レベル50前後位までは、矢印がどちらを向いているかと言うことで人は評価されるような気がします。
つまりどういった組織に属しているかとか、どういった仕事をしているかとか、そういった表面的な事柄で評価されることが多いと思うのです。
くだけた言い方をするとどれくらい陽キャであると言うことに価値を見いだす世界線と言うことです。笑
しかしレベルが70から80あたりを超えたあたりからベクトルの評価はむしろ大きさでされることになるような気がします。
つまりどういった会社に属しているかと言うことに対しては、自分自身がどういう人間であるか、どういった仕事をしているかということに対しては、具体的にどういった業績を上げているのかと言うことを、陽キャに対してはインキャであると言う事または自分がどういう人間であるかということです。
このエッセイを読んだ後ではある意味で卑屈であると言うこともキャラクターの1つでしかないと言うふうに思いました。
何が言いたいかと言うと、どういったキャラであっても、また自分自身がどういった存在であったとしても、それを突き詰めていくことが大切だと言うふうに感じるのです。
世の中にはレベルが70、 80を超えている人間と言うのはたくさんいません。それだからこそ貴重だという側面があります。裏を返すと大多数がレベル50くらいで頭打ちになっています。
なので陽キャである事がどこか正しいような印象を受けますが、しかしインキャも70レベル80レベルを超えたあたりからすごく価値が出てくるものだというふうに思うので、ありのままの自分を受け入れて自分自身を磨いていくということが大切であると、このエッセイを読んで感じました。
70 、80レベになる事はとても骨が折れる作業ですから途中で脱落してしまいそうになりますが、自分自身の個性をうまく育んで100レベを目指していきたいと言うふうに感じることができました。
皆さんもよければ読んでみてください。
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