キャンプファイヤーストーリーでチームの振り返り #アメリカで働く
米国在住でIT企業に勤めるエンジニアのペンギン侍です。
みなさんお読みくださってありがとうございます😊
先日あるイベントが終わった際に、
「ふりかえりとしてCampfire storyを出し合おう」
となったことがありました。
Campfire storyってなんですか??
思わず同僚に聞いたので、
私の理解をまとめてみます。
今回は英語表現の紹介というより、Contextを深堀りしてみます。
まず結論から言うと、
「Best Practiceだけじゃなくて、
直接感じて、理解したことを気軽に語り合おうよ!」
ということらしいです。
そもそものCampfire Storyとは
まずこの
Campfire storyという表現ですが、
キャンプファイアを囲んで語る話
として辞書にも出てきます。
北米のボーイスカウトなどでキャンプファイヤーをするときに、
火を囲みながら、それぞれが
伝説的なできごと、幽霊の話、昔の英雄の話。。。
など都市伝説のような話を順番に語り合うのが一般的とのこと。
さらなる起源についてネットを調べると、
(近代化前の)長旅で自然の中で寝泊まりする際、危険が迫るのを防ぐ
戦時中の危険を防ぐ
目的で見張り役が寝ないようにストーリーテリングをしていた
ところから来ているようです。
IT企業の仕事でいうCampfire Storyとは
さてIT企業の中でのCampfire Storyの意味合いですが、
同僚はCampfire Story風にこう説明してくれました。
例えば「僕らのイベントor行事」=「ドラゴンと戦っている状態」としよう。
過去の先人たちは伝説的な戦いをして、
それらやドラゴンの弱点はまとめられ、書物に記されたりする。
次の人々はこれを参考にまたドラゴンに立ち向かう。
これが私たちのビジネスの世界ではTipsやBest Practiceの共有のようなものだ。
しかし、実際にはドラゴンとの闘いの中で、
接したドラゴンの肌の感覚
立ち向かった際の恐怖
うまくいかなかった攻撃
ミスにより亡くなった仲間
文字から感じ取るのは難しい、様々な個々の経験、学び・感覚をStoryとして聞いて受け取れるものがあるでしょう。
だから振り返りで
簡潔にまとめられるBest Practiceだけでなく、
直接見て、感じて、理解したことを
それぞれが語ろうよ
ということだそうです。
日々の業務の中で、レビューや振り返りをする際に、
Tipsやベストプラクティス、改善点のような
精錬されたものを共有する、
ちょっと恰好よくまとめて話をしなければいけない空気になり、
結果経験者やまとめるのが得意な人ばかりが喋ってしまうことが多くありますよね。
今回の振り返りのファシリテーターは
Campfire Storyという言い方をすることで、
明確に堅苦しくBest Practiceの共有と思わないでね
と伝えたかったのだろうと思います。
みなさんも学校やお仕事の中で関わる方々は、
新人からベテランまでいると思いますので、
誰もが自分目線で感じて、理解したことを
気軽に話せる・困った、嬉しいなど温度感まで伝えられる
そんな空気を作る工夫を大事にしていきたいですね!
お読みくださってありがとうございました😊
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私はアメリカ在住のソフトウェアエンジニアです。
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