見出し画像

親に知って欲しい金融知識『最近よく聞く、インフレって言葉』

ここしばらく日本ではご無沙汰だった「インフレ」という言葉を、ニュースなどで聞く機会が増えました。

今の20代の皆さんにとっては、生まれてからほぼ経験していないことでしょう。

**

インフレとは、

物やサービスなどの値段が、上がり続ける状態のことです。


最近のニュースで耳にする、すでに値段が上がった物やこれから上がる物と言えば、
・ガソリン
・小麦粉(パスタ・パンなど)
・スナック菓子(うまい棒!)
・電気料金
・冷凍食品
・マヨネーズ
・コカ・コーラ
・カップヌードル

日本人は、安い物や節約が大好きです。そしてそのニーズに応えるために企業も努力をして、少しでも良いものを少しでも安く!という姿勢で、物やサービスの提供をしてきました。

けれどさすがにそれも限界まで来たようです。企業も適正な利益を確保できなければ、それはボランティアになってしまいますし、企業そのものが生き残ることができなくなるからです。


インフレになってきた原因の話しはさておき、親として、子どもたちのために知っておかなければいけないこと、子どもたちに正しく伝えなければいけないことは、お金を使う世の中に置いて、適正なインフレは健全な姿だよ、ということではないでしょうか。

つまり今1000円で買えるものが、子どもたちが大人になったときには、1200円とか1500円とか出さないと買えなくなるかもしれないけれど、それは決して不思議なことではないんだよ、ということです。

それが、お金が流通している世界として当たり前のことだということを、大人である親が認識しているべきだと、私は考えます。

バブルが崩壊してからの20年以上、物やサービスの価格はほとんど変わりませんでした。今の20代の若者たちにとって、子どものころに10円で買えたいたうまい棒が、今でも同じ10円で買えているのが普通だったのです。

けれど、世界経済全体から見ると、それは異常な状態だったのです。


どうやら、これから日本でも物の値段は徐々に上がりそうな気配です。これは決して悪いことではなく、本来インフレとなれば、給料や賃金も上昇します。果たしてそうなるかは、日本の文化的背景もあり不透明なところがありますが、いずれ健全な状態に落ち着くのだろうと私は信じています。

少しでも安く買いたい、出費を抑えたいという気持ちは、一消費者として私も共感します。

けれど、物やサービスの値段が上がることは、決して悪いことばかりではありません。給料が上がったり、銀行の預金金利が上がる可能性もあるということも理解し、子どもたちに伝えてあげてほしいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よかったらスキ、フォロー、コメントをいただけると、とても嬉しいです。
フォローは必ずお返ししますので、よろしくお願いします(^^♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?