見出し画像

ドイツの学校で初めてのテスト

娘の通うバレエ学校でも座学がある。
学期末ではペーパーテストもある。
授業は英語で行われるが、先生によっては、授業の最初のうちは英語で話してても、数十分もすぎるとドイツ語になってしまうらしい笑

娘の英語力は英検準2級レベル。2級の勉強中に渡独した。
でも、行きの飛行機では「water」すら通じずにショックを受けていた。

そんなだから授業内容を理解するのはかなり大変そう。
そして、音楽だけはペーパーテストもあった模様。
問題文はドイツ語。でもスマホで翻訳してもOKとのことで助かったみたい。
大変だったのが日本のように選択問題がないらしい。
回答がすべて記述式。
そう、勘では切り抜けられないのだ。
英語力の乏しい娘にとっては大変。
とにかく1つの文に1つの意味で。長文は避けて短文を綴って答えるようにしてなんとか対応したらしい。

そんな苦労を聞きつつも、親としては日本の高校に行っていたらこんなに必死に自ら勉強しただろうかと大変うれしく思う。
娘は小学校の頃から「学校とバレエ教室の時間をいれかえたい」とよく言っていた。
朝から夕方までバレエをして、放課後に必要な科目を必要な分だけ勉強する。そんな生活を理想としていた娘。それが留学してかなっている。
それはそれで大変だろうが、好きなことを思い切り学べる環境のありがたさ。
目の前の相手とコミュニケーションをとりたいがための語学、そして座学は解剖学や栄養学などバレエに関連することが学べてそれが単位につながる。日本だとこうはいかなかった。

そんな娘、先日ドイツの学校で初めての成績表を先週もらった。
成績が 3 以下ばかりだったと落ち込んでいた。
日本だと3以下はとったことがない。
やっぱり厳しいねぇ通用しないねぇと凹んでたら、その次の日、クラスの子に、この学校は6段階評価で数字が小さいほど高評価だと教わり、思ってたよりも良い成績で驚き、うれしいけど うかれないようにと混乱している様子だった。

なんだろう、
「オール1目指せ!」
って日本だと親が言わないセリフ上位になるであろう言葉。

日本でオール5目指せなんて言ったことも思ったこともないけど、バレエ学校で大好きなバレエに関することばかりを学んでるのだからそれぐらいの意気込みでいいんじゃない?と思えた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?