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春菊とひき肉の焼パスタ、ではなくうどん

醤油がない…!

いや、そんな予感は少しした、けれどフライパンにくるっと1〜2周ほど回しかけるぐらいは残っているのではないかと、そう期待して家路についた。

残っていたのは期待だけであった…。

これは尋常じゃない量の春菊を入れたところ

味付けは塩で代用して、どうにか炒めてみた。どうしたことか、弊アパートの弊冷蔵庫、花椒はあるのに醤油がない。

およそ「ストックする」という考え方からして、本来ホモ・サピエンスには1億年早いのではないか。明日のために、明後日のために、来るかわからないいつかの未来のために、醤油をストックしておくことが本当に正しいのだろうか。そもそも我々の身体は狩猟採取を生業とした時代から変わっていないと背伸びして読んだなんかの本に書いてあったではないか。

醤油をストックするのは簡単なことではない。醤油をストックしているご家庭の皆さまにおかれましては、すごいなと思います。

うどんはパスタに入りますか?

味付けは塩とすりごまで、なんだか醤油が入ってたらおいしかったろうなぁという味でした。

こういう繰り返しで自炊経験値は貯まっていくはずである。いやもうかなり貯まっていてもおかしくない自炊歴なのだが、それはそれ、急がば回れ。

醤油ではなく経験をストックした夜がしずかに更けてゆく。

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