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【パーソルダイバースのお仕事#06】人事

「パーソルダイバースのお仕事」では、
自分らしくはたらく社員のインタビューを通じて、
パーソルダイバースの仕事を紹介します。

今回は、人事部のお仕事をピックアップします!

“人事の仕事”といっても、採用や研修、安全衛生、労務管理、制度運用等々・・・その役割は幅広くあります。
人事部の組織開発グループで活躍されているM.Iさんにお話を伺いました。

人事部 組織開発グループで活躍されているM.Iさん

<プロフィール>
【所属】コーポレート本部 人事部 組織開発グループ
【入社時期】2022年10月
【仕事】
人事部は、社員が安心してはたらけるよう、4つのグループで日々業務に取り組んでいます。
・採用:新卒や中途の採用を行うグループ
・組織開発:研修や能力開発、目標管理や組織戦略を行うグループ
・人事管理:人事情報や各種制度運用を行うグループ
・健康推進:健康管理、傷病・育児・介護・就労などの安全衛生を担当するグループ
私は組織開発グループにて、評価や人材育成といった人材開発や、どういう組織を創っていくかという組織開発を主に担当しています。



これまでのキャリア

ーパーソルダイバース入社まで

・これまでのキャリアを教えていただけますか?

1社目は、教育研修を行う企業に入社しました。
管理職研修や新入社員研修を行っており、研修資料の作成や事前準備、当日の運営等を担当し、私が人材業界に深く関わる入り口となりました。
そこからIT系企業に転職しまして、中途入社者向けの導入研修やOAスキル向上のための勉強会の企画を行っていました。

これまでは、社内に対して研修などを行っていましたが、求職者や採用にも関わりたいという思いから、当時のパナソニックエクセルスタッフ(現:パーソルエクセルHRパートナーズ)に転職をして人材コーディネーターとして従事しました。

産休・育休を2回経験し、7~8年所属していましたが、最終的には時短勤務で人材紹介事業のスカウト業務や面談、コンサルタントのアシスタント業務を行っていました。

その後、サービス業界に転職をして新規事業の立ち上げに携わり、パートナー様の獲得や運営アドバイスなど様々な業務に関わりましたが、立ち上げから5年でサービスが終了することが決まり、そのタイミングで前職の元上司から声をかけていただいて、パナソニックエクセルスタッフ(現:パーソルエクセルHRパートナーズ)に戻りました。

採用代行(RPO)の営業として再スタートし、顧客が困っていることに対して全力で寄り添い、採用代行業務の枠を超えたサポートを行っていました。多くの方と知り合うことができ、人事に関わる様々な経験ができて、やりがいも感じていた中、採用に携わった方のその後を知ることができないもどかしさや、サポートの範囲が限られていることへの悔しさを感じることがあり、グループ会社の人事に興味を持ちました。

また、障害者雇用における採用代行の経験もあり、そこで感じた障害者雇用の現状を変えたいという思いから、その両方に携われるパーソルダイバースへの転籍を決意し、今に至ります。

ー採用代行で感じた障害者雇用の課題

・障害者雇用における採用代行では、どのような課題を感じていましたか?

障害者採用の代行では、募集をしている企業の人事に代わって書類選考から面接まで関わっていました。
中にはとても高い要件を求める企業もあり、候補者様を推薦してもなかなか会っていただけず、一度会って判断してほしくても代行している立場上難しく、もどかしさを感じる場面がありました。

採用においては障害者・健常者という区別は関係ないと思いましたし、せっかく採用に至っても、企業側の障害に対する知識不足や周囲の理解を得られず、長期就業に繋がらないという話も聞くことがありました。
採用をすることだけで終わらせず、その後のサポート体制や、どのようにやりがいを創出できるかについても考えていくべきだと思いました。

このような思いから、多様な業種・職種への異動(転籍)に挑戦できる「キャリアチャレンジ制度」というパーソルグループ内の公募制度を活用して、パーソルダイバースへ転籍しました。

ー今後のミッション

人事としてのミッションについて教えて下さい。

現在、組織開発や人材育成に携わっているのですが、主なミッションとしては、会社が掲げる目標をどうしたら達成できるのか、組織戦略や人材育成の立場から考えることです。

採用は、会社のミッションを達成するために、どのような組織体を目指すのかを考えることから始まります。
そのために、まずは組織戦略を立て、そこが固まったら人材戦略を決めるのですが、不足している人材の確保と同じくらい、今いる方をどう配置し、どのように育成していくか考えることも重要です。
待っているだけでは人は育たないので、どんな育成が必要で、何が昇格着任の課題なのかなど検討し、企画を行っています。

また、長期的な組織開発や人材育成の業務の他、社員の目標設定や評価の運用も行っています。
社員の成長のために目標設定を行いますが、思いつくままに決めるのではなく、まずは大上段に会社の方針戦略があり、そして本部、事業部とそれぞれの方針や戦略を踏まえて、社員個人の目標をたてていく必要があります。
社員の目標達成が事業部や本部、ひいては会社の目標達成に繋がっていくからです。
どうしたら社員がきちんと目標設定ができるのかを考えながら、研修の企画や運営を行っています。
この仕事は、ミッションの実現や会社の成長のために、何が必要なのかを考える仕事だと思います。

人事の魅力・やりがい

ー仕事の魅力・やりがい

・この仕事の魅力・やりがいを教えてください

会社全体を見ることができ、会社の方針や目指すところを肌で感じながら仕事ができることはすごく魅力だと思います。

ある意味、1つの事業部に所属するのではなく、人事だからこそできることだと思います。
その分プレッシャーも大きいですが、これまでの経験で得たものも活かしながら、日々奮闘しています。

もともと営業職だったので、採用でもなく組織開発の仕事となると、最初は右も左もわかりませんでした。
なぜこの作業が必要なんだろうと思いながらも、とりあえず目の前の仕事をキャッチアップする日々でしたが、転籍してから1年が経ち、ようやく一通りの仕事を回すことができたので、まだまだ未熟ではありますが、会社や採用の課題に対して必要な取り組みを提案できることにやりがいを感じています。
今後、初めて自身が企画した目標設定のワークショップが開催予定なので、緊張もありますがとても楽しみです。

・この1年間を振り返って特に印象的なことはありますか?

自分たちが思っている以上に、組織の責任者たちは個人のことを深く見てくれているということです。
マネジメント一つとっても、組織戦略と向き合いながら、一人一人をすごく広い目で見てくれていることに、この仕事を通して気付くことができました。
人事になる前は表面的な部分しか見えていなかったけれど、どうしたら会社がスケールし、世の中に影響を与えることができるのかを本当に深く考えている姿勢に、とても尊敬の念を感じています。

ー大変だと感じること

この仕事で大変だと感じることがあれば教えてください。

企画職なので、どうしても0から1を生み出す仕事が多く、生みの苦しみはあると思います。

研修や育成の企画を考える際に、現場社員にヒアリングを行うのですが、実際に同じ立場で働いたことがないので、企画したものが正解なのか、成功するのかも分からないまま進んでいくことも多いです。
考えた企画を上司にレビューしてもらう中で、何度も何度も差し戻され、2か月間同じ企画を練り直し続けることもざらにあります。

また、今取り組んでいる管理職向けの育成計画や研修制度の構築においては、通常の研修とは考え方もあり方も異なり、とても苦労をしています。
人事として、自身よりも経験が豊富で視座が高い方に向けた研修も考えることは、管理職が求めているものを理解して同じ視点に立つ必要があるので、想像していたよりもずっと難しいことにチャレンジしていると思います。
プレッシャーの多い仕事ではありますが、その分自身も成長していると実感できるので、もがきながらも前に進んでいきたいと思っています。

ー課題の乗り越え方

・責任のある仕事かと思いますが、課題に直面した時、どのように乗り越えていますか?

どちらかと言えばこれまでは「一人で何とかしないといけない!」という思いが強かったのですが、時には周りの人に助けてもらうことも大切なのかなと思うようになりました。

企画書を上司にレビューしてもらう際、完璧なものを出すために一人で考えすぎてしまっていたのですが、上司から「正解はないし、間違いもないから、まずは遠慮せずに話してみて」という言葉をかけてもらいました。
その言葉で、まずはなんでも話して、相談して、やってみるということが大切だと思うようになりました。

今挑戦している管理職向けの研修構築も、どのような内容が良いのか分からず悩む場面も非常に多いのですが、そこは開き直って外部のコンサルの方に相談をしたり、管理職と直接話してお互いの思いをぶつけ合いながら取り組んでいます。

どんな人と一緒に働きたいですか?

自分だけでなく、周りがちゃんと見える方です。
私自身、これまでの仕事では仲間と協力しながら取り組むことに重きを置いてきたので、相手にもそうであってほしいという思いはあります。

ーこの仕事に向いている人・向いていない人

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?

企画職なので、0から1を創り出すことが得意な方がベストではありますが、得意です!という方はきっと多くはないと思いますので、ゼロから物事を考えていくことが苦じゃない方や、苦しい時も楽しめる方が向いていると思います。

あとは、形がなくゴールも見えないこともある仕事なので、答えがなかなか出なくても、忍耐強く頑張れる方は向いていると思います。 また、思っていることをざっくばらんに共有できる方は、自身が仕事を進める上でもやりやすいのではないかと思います。

・逆に、この仕事に向いていないと思う人はどんな人ですか?

どちらかというとルーティンワークにやりがいを求める方には、この仕事は少ししんどいと思います。 また、企画をする時に自分の視野だけで考えて、やりたいことだけを提案するのは違うと思っていて、いろいろな方の声を聞きながら、広い視点と視座で物事を見ることができないと難しいと思います。

・この仕事のプロになるには何が必要だと思いますか?

常に「どう在りたいか、どう在るべきか」を考えられることが大切だと思います。
必ず目的があって企画を始まるので、進めていく過程で目的からブレないことが大切です。

私の上司は、感情ではなく「コト」にこだわる方で、何のためにこの企画をしているのかを常に念頭に置き、相手がどんなに偉い方でも必要であれば厳しいことも伝えます。会社をよくするために取り組んでいるということを軸として強く持っているので、感情に流されず目的からブレない姿勢は本当に素晴らしいと思います。

今後のキャリア

・今後のキャリアビジョンを教えてください。

正直まだまだ見えていない部分も多いので、まずは一人で業務を回せるようになりたいです。
その上で、ゆくゆくは組織をマネジメントする立場を目指すのか、企画職のエキスパートとして、人材や組織戦略に特化した人材に成長していくのかを考えたいと思っています。

\\現在、人事部では一緒にはたらく仲間を募集しています!!//


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