ダウンロード__1_

2浪日記~受験とは~

こんばんは。くまたんです。

ついに3日目、2浪日記最終日です。1日目は自己紹介、2日目は現役時の話をしています。気になる方は是非読んでみてください。気にならない方もこのnoteだけでも読んでいってください。


先ずは前回の復習。高校時代の僕は、中学時代に努力し続けて進学校に入ったにもかかわらず自分は賢いと錯覚し、勉強はさほどせず、また、周りに実力もないにもかかわらず東大志望と言い、賢いと思われていると勘違い。センター試験では東大を受ける点数ではないにもかかわらず、東大志望と周りに言ってきたから受験校を下げるのは恥ずかしいと足切り点が低い文1に出願。また、浪人したくないと早稲田文学部にも出願。早稲田は私立で3教科だし、過去問を少しやれば受かるだろうとなめていた。しかし、不合格。本命の東大では英語以外ではまあま順調、しかし英語の問題形式の変化に動揺し、不合格。


では、今回は前回の現役時を踏まえて1浪目の時を話していきたいと思います。1浪が決まった3月10日から数日が経ち、東大から点数開示の成績が送られてきた。東大はセンター試験900点満点が110点に圧縮され、二次試験の配点が440点、合計550点で争われる。

現役時、東大文1の合格最低点354.5778点

成績通知表に書かれていた僕の点数は

センター試験80.3点、二次試験231点 

合計311.3点 

合格最低点に44点ぐらい届かず。


細かく得点を言うと、国語66点 数学35点 日本史42点 世界史32点 英語56点 であった。

これを見た自分は、「最低点まで40点以上あるのか、思った以上に点数が取れていないな。この40点を埋めるためにはどうすればいいんだろうか、全体的に点数を底上げる必要がありそう。勉強法を見直そう。勉強法はどこで調べようか、YouTubeにおすすめの勉強法とか上げてる塾の方がたくさんいるな、よし、YouTubeを見よう」とあらとあらゆるYouTubeを見る。

見た結果どの勉強法が自分に合っているか分からない。

親に頼んで予備校に入れてもらうことに。次は予備校選び。大手予備校に入ろうと決意。受験は情報戦だと思っていたから。

まずは文系の河合塾。河合塾はテキストがいいと言う評判。

駿台はレベルの高いイメージ。

映像授業は自分には合っていないと思い検討しなかった。

現役時の反省から基礎を固めたいと河合塾を選択。今度は地元の河合塾か河合塾本郷校にするか迷う。本郷校は東大専門校舎。レベルの高いなかで切磋琢磨するのにはいい環境、でも通うとなると寮生活。寮に通うとなると授業料が倍になるくらい寮費が高い。親に迷惑を掛けたくない思いと、知らない環境で生活するが嫌であったから。今思えば、自分を厳しい環境に置くべきであった。そして、地元の河合塾は勉強以外のことを親に任せられるし、同じ河合塾には友達がいる。

そして、通うことになったのは地元の河合塾。東大文類コースに入塾。河合塾の説明会に行くと、基礎の大切さ、河合塾のテキストの良さ、予習復習の大切さを説明された。それを鵜呑みにした僕は授業が始まる前にに単語などの基礎事項を固めてしまおうと英単語の復習から。まず、シス単のテストを作り、どのくらい覚えているかをテストした。センターレベルの1章すら完璧ではなく、二次試験レベルの2,3章は全然出来ていなかった。こんなに基礎を怠っていたんだと反省。始まるまでに、3章までを完璧にしよう。現役時の反省から、単語をやる際は期間と完璧にする範囲をきちんと決めることに。授業が始まるまでに90%は覚えた状態になった。

そして、4月。授業が始まる。(河合塾は4月から7月までは基礎シリーズ、9月からは12月上旬まで完成シリーズ、1月2日からセンター試験までは実践シリーズ1期、センター試験後から2次試験までは実践シリーズ2期)河合塾信者となっていた自分は河合塾の言われた通り、授業の予習復習を中心にテキストだけをやることを決意。90分の授業に対して予習は60分ぐらいかけ、復習には150分くらいかけていた。これを基本的に基礎シリーズと完成シリーズの間やる予定を立てた。その中でも復習に力を入れ、2回していた。1回目は授業があった日、2回目は次の週の同じ日に次の講の復習と共にやっていた。また、復習の仕方を工夫していた。

英語に関しては、授業中に講師の方が説明した内容はすべてサブテキスト(市販の文法語法の参考書のようなもの)に書き込み、それを見れば分からない文法語法は解決するようにしていた。テキストで1度間違えた問題はルーズリーフに問題、解答、解説を写し、解答解説は赤シートで隠せるようにし何度も何度も繰り返して解説ができるまで繰り返した。

数学では、毎回授業で4題の問題を解説する。予習では最低1題につき25分は考えるようにしていた。解説を聞くまで分からなかった問題はコピーし、コピーした紙の裏には解答解説を書いて持ち歩く。隙間時間に見て頭の中で解答を作る。その時この問題のポイントは何かを考えながら解く。順番を固定すると解答暗記になるので時にシャッフルする。

国語に関して。現代文は予習の際に問題文と設問をコピーした白文(何も書き込んでいない文)を用意する。復習の際は白文を利用して、解答を作る際にポイントとなる文を意識しながら何も印を付けずに読み、解答を頭の中で作る。古文は助動詞、助詞などの活用表、古文単語が曖昧だったから復習するときは出てきた文法、単語は次に出た時には必ずできるように意識。漢文は、文章を白文で読めるようにし、漢文独特の単語も文章の中で覚えようとした。

日本史、世界史は予習の時には授業範囲の教科書を本文だけを読み、復習の時には教科書を隅から隅まで読みむ。また、授業範囲の一問一答を次の授業までに何回も何回も朝の電車10分の中で繰り返した。この予習復習のサイクルは基礎シリーズの間は崩さず出来ていた。このおかげで、全統記述模試でA、B判定を取り続けられた。

そして、夏休み。現役生が勉強を本格的に始める時期でもある。気を引き締めなければと基礎シリーズの復習と夏期講習のテキストの予習復習をやった。

8月に入ると東大模試がある。現役時の反省を生かし、試験対策をして臨んだ。例えば、この教科はこな大問から解くとか、何分この問題に割くとシミュレーションした。そして、試験を受けてみるとシミュレーション通り出来た。「今までの勉強法は間違っていなかったんだ。夏以降もこの調子で行こう。結果が楽しみだ。」結果が来るのを待ち望んでいた。

そして、夏休み明け、9月。基礎シリーズ同様復習メインで過ごす予定であった。しかし、基礎シリーズのテキストより完成シリーズのテキストは難易度が高く、予習にも復習にも今まで以上に時間がかかり、復習が2回出来なくなることも少なくなかった。

そのまま10月に入り、夏の東大模試の結果が返却される。

判定はB判定。

点数は忘れてしまいました。すみません。

東大模試で今までC,D判定しか見たことないなかったからB判定を見たことでもう受かったかのような感覚。自分しかみえていなかった。上には上がいて、逆転される可能性があるにもかかわらず油断。

今までは基本的に友達にご飯や遊びを誘われても、断り塾で自習していたのに、この頃から、ラウンジで喋って時間を無駄に使ったり、駅に買い物に行ったりと塾にいる時間が少しずづ減っていた。罪悪感はありながら、少しくらいいいだろう。という気持ち。

11月。東大模試の月でもある。ここで、10月の過ごし方が間違っていたことに気づかされる。夏よりも模試の難易度が高くなったと感じ焦る。焦ると試験はダメなる。情報が処理しにくくなるらしい。相変わらず、予習復習のサイクルがうまく回っていない。

12月。授業が終わってくる。そして、テキストを使わなくなるという事でもある。今まで一様テキストを中心に勉強してきた。テキストがなくなると勉強法が分からない。どうすればいいんだろう。でも、現役時にセンター試験の対策をしていなかったから、センター対策を始めるか。と思いセンター対策を始めた。授業ではテスト演習で2次対策、自習でセンター対策をするように。(8:2でセンター対策をメインでやるように)そして、東大模試が返却される。判定はC判定。思ったよりひどくはなかった。現役時よりもセンター対策をやる予定だし、センターが取れれば何とかなるだろう。あまり判定を気にせずセンター対策に集中。センター対策としては12月中は2日で1年分、1月になると毎日1年分やった。センター試験で早稲田の法学部のセンター利用を取り、一般試験は受けに行くつもりはなかった。

そして、センター試験当日。1日目。前日は4時間しか睡眠することができず、体がダルい。コンディションが悪い。緊張もしてる。吐きそう。でも無事に試験は終了。2日目はコンディションがいい。いけるぞ。数学1A、2Bはかねてから不安であった。なぜなら、計算が遅く、解法が1パターンしか思い浮かばず、その方法ができないと解けないこともたびたびあったから。いざ本番。不安があってこともあり手汗もひどい(デブだからかなw)頭がうまく働いていない。焦ったまま試験終了。

採点すると、センターの得点率は8割6分。

この点数じゃ早稲田のセンター利用は無理、

他の大学にセンター利用を出していない。

どうしよう。また落ちるかもしれない。

講師にアドバイスをしてもらうことに。心に余裕をもって受けられるように明治大学法学部を受験日の早い全学部統一で受験することに。

受験校は東大文1、早稲田法学部、明治法学部。

今まで受けるつもりのない大学を急に受けることになったので対策をしなければ、と明治の対策をするように。そして、早稲田法学部一般試験を受けるようになった。

対策をしなければ、今まで東大の対策ばかりしてきた。

早稲田はセンターでとる予定だった。

想定外。

対策をしてこなかった。また現役時の反省を生かしていない。そ

して、再び東大対策ができない。また焦る。悪循環。

でも結果は、明治法学部には合格。

全落ちの悲劇を繰り返すことなく早稲田法学部受験に行けることに。1つ合格していることは安心材料となり、落ち着いて受験できた。早稲田受験後1週後くらいに東大受験となる。また、記述から離れてしまっていたが現役時の反省を生かし、2日に1回は記述を解くようにしていた。

そして、東大受験日。前日入り。程よい緊張感はありながらも寝られないことはなく、1日目を迎えられた。試験は国語と数学。国語は現代文は安定して得点できるようになっていて、古文はまだ苦手ではあったが現役時よりは解けるように。漢文は講師から採点ポイントを学んでいたためポイントを考えながら記述していたので高得点を取れるように。目標は70点。数学では、自分なりの復習方法が成功し、得意になっていて40点を目標にしていた。1日目の手ごたえはいい感じ。順調に行けてる。2日目もこの調子で行きたい。

そして、2日目も体調は万全。やはり、合格している大学があるのはいい。と実感しながら試験会場に向かう。2日目の試験は、地歴と英語。地歴では、日本史が得意なので50点近くを目標に、世界史では大問2,3でしっかり得点し、第1問で部分点を取る予定で45点目標、合計95点を目指していた。英語は大問1、2、3,4でしっかり取ろうと70点を目標にしていた。そして、本番。地歴は何となく行けた気がする。英語はまたもや問題形式が変化。大問1Bにライティングが増え、リスニングは5択になった。解く分量が増えたと思い、

急がなきゃと焦る。

周りの受験生も焦っていると考えれば落ち着けたかもしれない。

ギリギリ終わり試験終了。

また、東大2日目が早稲田の合格発表日。受験番号を確認する。

無い、

何度確認しても無い。

補欠も一様確認すると、

あった。補欠。

補欠には回ってこないだろうと思いながら期待していた。補欠合格の発表は2回ある。1回目3/8。結果はまだ補欠。不安定なまま大本命の東大合格発表。英語次第だなと感じていた。そして、発表の12時。

結果は不合格。

英語がひどかったのかな、点数開示を待とう。まだ、早稲田の可能性もあるから意外と落ち込んでいない。

しかし、周りの友達の結果も耳の入ってくる。

「アイツ、東大受かったんだって。すごいね。」

そう言う声を聴くと東大に未練が残る。

あの時もっと勉強しとけば受かったのかな?

もっと先をみて行動しとけば良かった。

そして、早稲田2回目の補欠発表日。

結果不合格。

1浪時の受験結果は明治法学部に合格、以上。

そして、問題は明治に進学するか否か。実は早稲田2回目の結果が出る前に東大の点数開示が返却されていた。その結果は次回発表する。それをみて、2浪することを決意していたし、Marchになんか行きたくないという学歴コンプがあった。後は、親を説得する必要がある。親の前に正座で座り、

「もう1浪させてください。悔いが残っています。必ず東大に受かって見せます」と頭を下げお願いしました。

すると、条件付きで2浪させてもらえることになりました。

常に模試でA判定。

1回でも逃したら志望校を下げる。

この2つの条件のもと2浪がスタートしました。


今回で2浪日記を完結させるつもりでしたが、思った以上に長くなったので次回まで延期します。楽しみにしていた方はすみません。

次回もお楽しみに。では、また

この記事が参加している募集

noteでよかったこと

受験体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?