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ホラー小説「ドールハウス」(全13話)

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一次創作小説「ドールハウス」の本編をまとめてます。 ※暴力シーンおよび過激な表現が含まれています。 あらすじ 奇妙な連続失踪事件が起きている街。 古い洋館の一室で目覚めた二人の… もっと読む
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記事一覧

ホラー小説「ドールハウス」第1話 目覚め

あらすじ 奇妙な連続失踪事件が起きている街。 古い洋館の一室で目覚めた二人の女性。その部…

Phenol
6か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第2話 禁じられた遊び

前回はこちら 3.美夏部屋のドアを開けたら、広い屋敷の二階の廊下に出た。廊下からは一階が見…

Phenol
6か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第3話 悪夢

最後に作者からのお知らせがあります。 前回はこちら 5.美夏急に春香が「話したいことがある…

Phenol
6か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第4話 友達

前回はこちら 7.美夏応接間には飲みかけの日本茶しかなかった。脱出に使えそうなものは無い。…

Phenol
6か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第5話 ずっと、一緒だよ。

前回はこちら 9.春香アルバムがあった場所の下に日記帳があるのに気づいた。 怖いけど好奇心…

Phenol
6か月前
7

ホラー小説「ドールハウス」第6話 人形に取りつかれた少女

最後に作者からのお知らせがあります。 前回はこちら 10.春香私はウソのような愛美の日記を…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第7話 忘れたい事

前回はこちら 13.春香薄暗い書斎にある椅子でうとうとしていた。 眠くてあまり頭が働かない。起きているはずだが、まるで夢の中に居るようなふわふわした不思議な感覚だ。 私はぼんやり窓の外を見ていた。周りは森で家は見当たらない。窓から助けを求めようとしても誰かが気付いてくれる可能性は低そう。 美夏さんはスケッチブックを見ていた。愛美がこの部屋に置いていたのだろうか。 そういえば、愛美はよく休み時間に絵を描いていた。 絵がすごく上手くて、美術部から勧誘が来たこともあった。 愛美は

ホラー小説「ドールハウス」第8話 何もない部屋

前回はこちら 15.美夏やっぱり、この屋敷は地獄だった。 和室に飾られた着物を着た死体の目に…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第9話 崩れていく世界

前回はこちら 18.美夏佐々木愛美が物置部屋を出てから、しばらく経った。 あたしはドアの隙間…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第10話 後悔

前回はこちら 20.美夏痛いっ! あたしは急に春香に突き飛ばされて、壁に頭をぶつけた。 いつ…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第11話 執着

前回はこちら 23.春香ドアから、コンコンとノックする音が聞こえた。 その後、ドアが開いて愛…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第12話 思い出

前回はこちら 26.愛美わたしは昔から孤独だった。 でも、マリーちゃんが居るから、寂しくなか…

Phenol
5か月前
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ホラー小説「ドールハウス」第13話 あなたを愛したい

前回はこちら 27.美夏あたしは佐々木愛美がマリーと呼んでいる死体が飾られている部屋に居た…

Phenol
5か月前
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