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みなさまの力をぜひ! 蜷川実花さんによる乳房再建手術経験者の写真集を出版!  協賛・寄付のお願い

NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeCの理事長、真水美佳と申します。
 
「乳房再建手術」への正しい理解と普及、乳がん患者さんのQOL向上を目指して、2013年から活動しています。
 
この度、乳房再建手術について広く知っていただきたく、写真家・蜷川実花氏が乳房再建手術経験者のみなさんを撮影する写真集を出版させていただくことになりました。

1冊目は荒木経惟氏が
「ありのままの姿」を撮影

2010年11月、NPO法人E-BeCの前身であるSTPプロジェクトは乳房再建経験者の写真集『いのちの乳房~乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人~』(撮影:荒木経惟、発行:赤々舎)を出版しました。

出版後、

「この写真集を見て勇気づけられた」
「再建のことを知り前向きに治療を受けることができた」

という声を多くもらいました。当時は再建できる施設が限られていましたが、この写真集の出版後、シリコンインプラントによる乳房再建が保険適用となり、乳房再建手術を行う医療機関も増えてきました。出版から13年経ち、今でも写真集を欲しいという声が多く寄せられます。

乳房再建手術経験者の
元気で明るい姿を届けたい

乳房再建手術を取り巻く環境は大きく変わり、術式も進化しています。そこで時代のニーズにあった新たな写真集を作りたいと考えています。

乳房再建手術を取り巻く環境は大きく変化したとはいえ、乳房再建の情報を手にすることができる人がまだまだ限られているという現実があるということです。特に地域格差、年齢格差が大きく、インターネットが普及している現在でも情報にアクセスできない人が数多くいます。

乳がんと告知されたばかりの患者さんには多くの書類や資料が手渡されますが、気が動転している状況ではなかなか読み進めることができないのが現状です。

そんな時に、乳房再建手術経験者がモデルとなり、元気で明るい姿を写真集で見てもらうことは多くの乳がん患者さんを勇気づけます。

また、治療を始める前に乳腺外科や形成外科の外来で目にとめてもらえる形で写真集を活用していただくことで情報の地域格差を低減し、乳がんに罹患した女性たちが前向きに治療に向き合い、この先の人生も自分らしく生きられる環境づくり、ならびにQOLの向上につながると確信しています。また最近では、再建手術はがん患者の大切なアピアランスケアのひとつと位置づけられています。

2冊目は蜷川実花氏が撮影
海外も視野に

今回の写真集では、幅広い世代に国内外でも人気のある写真家・蜷川実花氏に写真を撮り下ろしていただきます。写真集は一般書籍として流通させることで、広く社会にも「乳房再建手術」とその意義について理解を持ってもらうための重要な啓発ツールに位置付けています。

メディアで話題になる写真集を出版することは、日頃SNSやインターネットを利用しない世代や乳がんに対して知識のない方たちにも乳がん治療には乳房再建という選択肢があることを理解していただける絶好の機会です。

また、テキストを和文と英文にすることで、日本のみならず海外でも日本の乳房再建の水準の高さを伝えたいと考えています。
つきましては本企画にご理解・ご賛同いただきご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年1月
NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー
理事長 真水 美佳

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