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生きていればいいことあるよ、なんて言えないけど。

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日々の些細な葛藤とちょっとの心の吐露。たまに壮大。 どうしても笑えなくて、苦しくて、涙が溢れてしまう、若しくは涙すら乾いてしまった日に。
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記事一覧

若者のすべてが聴きたくなる夜に

私的夏の終わり曲、堂々の1位を飾る、フジファブリックの若者のすべて。 私が住む場所は秋が…

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現実という名の怪物と戦う者たち

この曲を知ったのは、私の街を台風が襲った4年前のあの日だった。 4年前は出会えて良かったも…

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涙が消えた夏へ

雑多な私生活。 これ以上近づいたら壊れる。 これより離れたらここで終わる。 どうしてそんな…

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乾杯

その日死んだ五十川麻里子という人は私のダチだった。 この映画を見たとき、私は何を思ったの…

-1[榛名いろは]
10か月前
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やさしさや思いやりが息を止めて沈むんだろうか

これは、くるりの「愛の太陽」という曲の歌詞の一節。 先日、この曲が主題歌となった映画「ち…

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出会いと別れの季節だね。卒業おめでとう。

3月「出会いと別れの季節」と呼ばれることが多い時期。 雪融けが始まる時期。 目にする広告…

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お願い、わたしを置いていかないで。

わたしは 桃色に色づく街も、 微かにかおる春の甘さも好きだ。 だけど、 どうしても、この季節が好きになれない。 僅かな冷たさが残る風のなかの あたたかさに置いていかれる気分になる。 まだ、準備ができてないの。 春よ。 お願い、わたしを置いていかないで。 ※ たぶん今しか書けない、と、わたしの心に浮かび上がる言葉たちをかき集めてみたこのnote。 言いたいことが全くまとまらないnoteになってしまいましたが、お時間あれば最後まで読んでいただけると幸いです。 3月

この世界、地獄だけじゃないんだって。

最近、無意識のうちに喜怒哀楽の感情に蓋をして日々を過ごしている。 だから、12月事故にあっ…

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Dear:遥か彼方の星たち

もうすぐ、明日になる。 私がこの時間にしっかりと目を覚ましていることは珍しい。 テスト期間…

「ここがあなたの素敵なところだよね」
そうやってかつての私は相手の目をまっすぐ捉えながら無我夢中で伝えていた。


あのときの私はもう、いない。

私の言葉を土足で踏みつぶされるのが怖くて、言えない。

それが「大人になる」ということなのだろうか。
私は大人になったのだろうか。

前途多難な日々を生き抜く術を。

最近、芦田愛菜さんのこの言葉を思い出すことが増えた。 この内容を初めて耳にしたとき、私の…

世界は絶望と愛でできている

10代の10年間が、きっと最も長い10年になるのだろうな。 10代を終えたばかりだけど、そんな予…

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許しを乞うことは暴力

町田その子さんの「宙ごはん」という物語に 「許しを乞うことは暴力」 という言葉が出てくる…

ひとりにひとつの、人間関係

私はいつの季節も夜が好きで好きで、 たまに大嫌いだ。 夜に散歩に出ると、 夜に自転車を漕いでると、 私が凄く生き生きして感じられる。 だけど、少しだけね、 誰か隣にいてくれないかなって思ってしまうんだ。危ないよ、って心から心配してくれる人っているのかなって思ってしまうんだ。夜の闇をぎゅっとそっと受け止めてくれる人っているのかなって思ってしまうんだ。 表面的に優しくされた時点で強がってそれを拒否してしまう私には、そんな人現れないかな。 私の拒否を越えてまで、私に踏み込ん