暁月 さわ象/詩作 2020年11月19日 21:28 暁月アパートを出ると切り傷のような、微かな月冷えた濃紺の肌に、真珠色の血が滲んで奪われ続け、ひきさかれ、悲しみにのたうつ隣人のうめき声今、この瞬間にも、聞こえているはずの声昔話じゃなかった……無知に動揺きらめいていた命が、砂がくずれるように、終わった傷つきにいく、という感動の方法半笑いのこの場所でナマケモノの爪は鋭いという自覚無人の道顔を外気に晒し、息を吐く2020/11/11 ダウンロード copy この記事が参加している募集 映画感想文 64,421件 #自由詩 #映画感想文 #散文詩 #韓国映画 #クロッシング #crossing #映画の詩 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート