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歌詞 | いきものがかり | SAKURA🌸

 春の歌なのに、なぜか冬に思い出すことが多い曲。

 いきものがかり「SAKURA」。

 この曲をはじめて聞いたときから、今でもふとした瞬間に思い出します。少しセンチメンタルな気分なのかもしれません。

 noteをはじめるようになってから、投稿される記事を通して詩を読んだり書いたりすることを、自分なりに考えるようになりました。

 最近は日本語の歌詞を英語に訳してみるということが増えました。
 日本語の場合は、すぐに雰囲気くらいはつかめますが、いざ英語に訳そうとするとき、直訳ではニュアンスが変わってしまうような気がして、順番を入れ換えたり言葉を選ぶようになりました。

 基本的に「SOV」の語順の日本語を基本的に「SVO」の語順の英語にするわけですから、それだけでも無理があります。また、結論をあとに持ってくる傾向の強い日本語を、結論を最初に持ってくる傾向の強い英語に直すわけですから、場合によっては、パラグラフごとひっくり返すということも必要になります。

 冠詞はどうするとか、単数なのか複数なのかとか、そもそも主語になにをたてたら良いかとか。英語にするとき、文法が異なるので、ただ訳しているだけなのに、知らず知らずのうちに自らの解釈が反映されます。

 いつどんな曲を訳しても違和感は拭えませんが、英語は所詮「借り物の言葉」なので、やむを得ないかもしれません。とか言って、単に語学力の不足が大きかったりしますが。。。
 とにかく訳してみます。





SAKURA / Ikimonogakari
-My Translation-


さくら ひらひら
舞い降りて落ちて
揺れる想いのたけを抱きしめた
君と春に願いしあの夢は
今も見えているよ
さくら舞い散る

A petal wafted through the air,
and slowly fell to the ground, 
which reminded me of the day 
some springs ago. 
We were under that cherry tree 
and made a wish there. 
 One petal after another began to dance.

電車から見えたのは
いつかのおもかげ
ふたりで通った春の大橋
卒業のときが来て
君は故郷を出た
色づく川辺にあの日を探すの

Looking at the big bridge through the window, I was on a train.
And then, 
I found that the riverside was covered with cherry blossom petals. 

I would often have a good time, 
walking with you on the bridge. 
After graduating from school, 
you left this hometown. 
Even now, I might be looking for
what you were at that time. 

それぞれの道を選び
ふたりは春を終えた
咲き誇る明日は
あたしを焦らせて
小田急線の窓に今年も桜が映る
君の声がこの胸に聞こえてくるよ

Each of us took a different way. 
Surely our adolescent days
came to an end in that spring. 
The thought of your promising future 
made me feel
as if I had to do something. 

Also this spring
I saw cherry blossoms 
through the window of Odaku Line. 

書きかけた手紙には
「元気でいるよ」と
小さな嘘は見透かされるね
めぐりゆくこの街も春を受け入れて
今年もあの花がつぼみをひらく

I wrote a letter to you,
saying that "I am fine." 
But I left the letter unfinished
and unsent 
because you would find
some false in my letter. 

Spring comes and go. 
You can see cherry trees in full bloom every spring. 
This town is incessantly changing, though. 

君がいない日々を超えて
あたしも大人になっていく
こうやって全て忘れていくのかな
「本当に好きだったんだ」
さくらに手を伸ばす
この想いが今
春につつまれていくよ

As time invariably comes and goes,
I will come to maturity some day, 
letting bygones be bygones. 

"I was truly in love with you." 

Seeing the cherry blossoms,
I stretched my arms further
to catch some petals, but in vain. 
But I saw countless petals around me,
which gradually filled my heart. 

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