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積ん読へ至る道 | なんでちゃんと読まなかったんだろう?





#うちの積読を紹介する


(1) 積ん読へ至る道


 なんとなく自分の記事がマンネリ化しているな、と思った時には、noteが用意してくださる「お題」を眺めてみます。その中に「 #うちの積読を紹介する 」というタグを見つけました。

 積ん読かぁ。購入した本って、購入してからすぐに読まないと「積ん読」になってしまうことがありますね。
 おそらくですけど、購入した直後が「読みたい!」っていう気持ちが1番強く、その後時間が経つにつれて熱が冷めてくるからでしょう。そして、その本を読んでいないにもかかわらず、別の本に関心が移ってしまう、なんてこともあります。

 私の経験上、購入した日に1ページも読まなかった本は「積ん読化」します。数ページ、あるいは、せめて目次だけでも購入した日に目を通しておかないと「あとで読もう!」という気持ちはおこりません。
 
 けれども、本棚に並べないで普段目の届く場所においておくと、少なくとも著者名・タイトル名くらいは記憶に残る。手元に置いておかなかったら、自分があの時、何を読もうとしたのかということさえ忘れてしまうから、あながち積ん読も悪いことだとは言えません。いつか読むだろう、という一縷の希望は残りますし。


(2) 積ん読の定義


 この記事では「積ん読」を、次のように定義します。

①購入した本であること
②数ページ程度(あるいは5分の1以下)しか読んでいない本
③これからいずれ読もうという気持ちをわずかでももっている本

 買ったけど、ただ置いてあるだけで、読む気持ちがない本は、そのうち処分するんだろうな、と思います。開いてもいないから、売りに出してもいいし、誰かに差し上げてもいい。もしくは捨てる。


(3) 私の積ん読本。積ん読に至った経緯。


#近思録


📚️「近思録」が積ん読化した経緯📚️

 「空気の研究」を読んでから、山本七平にハマった一時期がありました。
 山本さんの著作には、御成敗式目、庭訓往来などの話が出てくるのですが、その中に朱子学の話が出てきます。
 江戸幕府は儒教、中でも特に朱子学を重んじましたが、明治維新のあと「近思録」は次第に読まれなくなりました。
 時代の流れと言えばそれまでなのですが、朱子学、特に「近思録」には現代にも通用する思想があります。

 …ということを知って、興味を持って、タチバナ教養文庫の「近思録」(上・中・下)を3冊まとめて購入したが、通読するような本でもないので、パラパラっとめくった程度のままになっている。たぶん、購入してから10年くらい経っている。


👩たまってるの??☄️
☄️🧏‍♂️タマる一方です(😳)💦

#Sinclair_Lewis
#Main_Street


📚️シンクレア・ルイス「メイン・ストリート」が積ん読化した経緯📚️

 フィッジェラルドグレート・ギャツビー」やヘミングウェイの短編を読んでいた頃、アンダーソンシンクレア・ルイスという作家の名前を知った。

 アンダーソンまでは何とか読んだのだが、シンクレア・ルイスはまだ読んでいない。

 シンクレア・ルイスは、アメリカ人としてはじめてノーベル文学賞をとった人物である。知名度は低いが、文学史に名をとどめている。そのうち読もう!、と思っているうちに、たぶん5年以上は経過している。


#Wilkie_Collins
#Moonstone

📚️ウィルキー・コリンズ「ムームストーン」が積ん読化した経緯📚️

 海外の推理小説に興味を持った頃、エドガー・アラン・ポーやコナン・ドイルの作品を読んでみた。それ以外には、どんな海外推理小説があるのだろう?、と調べているときに、ウィルキー・コリンズの名前を知った。
 本を開くと、「ムームストーン」の86ページに「2019.12.3」という書き込みがあった。とりあえず、ここまでは読んだみたいだ。
 ちなみにこの本は、557ページまであるから、途中で意欲が途切れたものと思われる。英文だし、それほど読むことは楽ではない。「もっと薄い英語の本を読破しよう!」と思い直したに相違ない。

 最後に本を閉じてから、5年近くになることを思うとき、時の早さを感じざるを得ない。ついこの前、うっちゃったと思っていたのに。。。


(4) 「積ん読」も未完成の美かもしれない。


 この前、「未完成の美しさ、未完成の哲学」という記事を書きました。

 この記事のヘッダーは、キャンバで作ったものですが、ジグソーパズル🧩のピースがひとつ欠けています。
 「未完成」を表象したものですが、みんフォトに登録したところ、たくさんの方に使っていただけました。お礼申し上げます。
 まだ、積ん読状態の本はたくさんあるので、また稿を改めて記事を書こうと思っています(書かないかもしれませんが😊)。




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