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折句・短歌 | いつだって孤独だった

いつだって 孤独だった。
1本の線路 歩くように
ずっと1人 きりのまま
果てしなく いつまでも いつまでも。


い いつだって
つ 蒼穹の月
だ だったのよ
っ 月はひとりで
て 手を振りもせず

いつだって|そうきゅうのつき|だったのよ|つきはひとりで|てをふりもせず

孤 孤独なら
独 独りで何か
だ 抱きしめて
っ つれづれなるまま
た 旅をつづける

こどくなら|ひとりでなにか|だきしめて|つれづれなるまま|たびをつづける

一 1人でも
本 本心なんて
の 「No !」ばかり
線 線状に雨
路 路を濡らせど

ひとりでも|ほんしんなんて|ノーばかり|せんじょうにあめ|みちをぬらせど

歩 歩むほど
く 苦渋に満ちて
よ 酔うような
う 海を泳いで
に 忍辱の日々

あゆむほど|くじゅうにみちて|ようような|うみをおよいで|にんにくのひび

ず ズルいひと
っ 罪をあたしに
と とり分けて
一 ひとりどこかへ
人 人知れず、かな

ずるいひと|つみをあたしに|とりわけて|ひとりどこかへ|ひとしれずかな

き 霧の中
り 理由を言わず
の のらり往け!
ま 真冬の心
ま 真っ白な雪

きりのなか|りゆうをいわず|のらりゆけ|まふゆのこころ|まっしろなゆき

果 果断など
て 手にすることを
し 知らなくて
な 泣いて泣きつつ
く 悔いて悔やみて

かだんなど|てにすることを|しらなくて|ないてなきつつ|くいてくやみて

い いつだって
つ つらいことだけ
ま 待っている 
で できることなら
も もう一度だけ

いつだって|つらいことだけ|まっている|できることなら|もういちどだけ

い いつまでも
つ つづくと思い 
ま 待っていた
で でも 過去は過去
も もう手遅れね

いつまでも|つづくとおもい|まっていた|でもかこはかこ|もうておくれね

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