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バランスが大切。子供の"恐怖心"との付き合い方

皆さんこんにちは。

普段生活していて、怖いと思うことはどんなことでしょうか。

危険な目に遭いそうになったり、ホラー映画を観たり、悪夢を見たり、人はいろんなことに恐怖を感じます。

そして、大人と子供では感じ方や捉え方が大きく違います。

そんな恐怖心は、良い面と悪い面があって、心身ともに大きな影響を与えています。

今日はそんな子供の恐怖心との正しい付き合い方をお伝えしたいと思います。


付き合い方次第でプラスにもマイナスにも

恐怖心は人間の防衛本能。

自分の身を守るために備わっている生まれつきの機能なのです。

しかし、そんな機能も使い方によってはプラスに働いたり、マイナスに働いたりします。

プラスな面は身の回りの危険を素早く察知できて、回避できることなどがあります。

逆にマイナスな面は、余計な恐怖を感じてメンタルにダメージを受けてしまうということなどがあります。


増やすのは簡単、減らすのは難しい

恐怖そのものは脳の反応です。

しかし、何を怖がるかは学習によるもの。なので、その学習の仕方次第でどんどん増えていってしまう可能性があります。

恐怖は学習なので、増やすのは簡単。ホラー映画を観たり、お化けの話をしたり、動画や画像などで一瞬にして学習してしまいます。

一方で、減らすのは大変難しく、大変です。

大人であれば例えばホラー映画の仕組み(フィクション)を理解すればホラー映画を必要以上に怖がることはありません。

しかし、子供はそうはいきません。一度恐怖を覚えるとトラウマになってしまうことだってあります。

恐怖心とは正しい付き合い方が大切です。


子供にキッカケを無闇に作らない・与えないことが大切

言葉そのままで、子供が恐怖を感じてしまうキッカケを作らないことです。

そして恐怖を学習してしまうキッカケは大きく分けて2種類あります。

1つは、瞬間的にその体験をすること

ホラー映画や画像なんかの映像体験、脅かしたり怒鳴ったりするのはこの状態です。

その場では一時的に盛り上がるかもしれませんが、その後、その体験が悪い方向に拡大する可能性が高くなります。

よくある例としては、夜寝てくれないからと言って「寝ないとお化けが出るよ」と脅かすことです。

子供はそれを聞くと"お化けが出る→寝ないといけない"とはならず、"お化けが来る→怖くてひとりで寝れない"となってしまうのです。


もう一つは、日常的にその体験をしていること。

子供は、親に影響されます。親が良いと言えば、子供も良いと理解するし、親がダメと思うものは、子供もダメなモノ・コトだと理解します。

それと同じで、親が色々なものを怖いものと教えてしまうと、子供は怖がりになってしまいます。

子育てしていると、我が子を守りたいあまりに、ついあれもこれも「ダメダメ」「怖い怖い」と言ってしまいたくなりますよね。

でも、そうすることで子供は怖がりになったり、不信感を持つようになってしまいます。


そして、2種類のキッカケをなるべく作らないように心がけるのがベストです。


私自身つい、触って欲しくないモノだったり場所に子供が来ると危ないよ〜とか怖いよ〜って言ってしまうことがあります。

でもそれはちゃんと理由を教えてあげれば、子供も理解してくれて、自分から触らないようにしたりしてくれます。

子供に、あえて怖がらせる必要は無いのです

なので、親として「怖い、怖い」を言わないようにするこがとても大切です。「怖い」という言葉は本当に怖いもの・危険な時だけに使うようにしましょう。


皆さんはどのようにお考えでしょうか?ぜひコメントお願いします!

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