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今日はコーヒーの日


今日はコーヒーの日。

これからコーヒーにまつわる色んな事を始めたい私達の初投稿にはぴったりの日だ。

「さてさて、何を書こうか」と悩んでいると、そういえばわたしとコーヒーのいちばん最初の出会いはいつだったんだろうと思い出し始めた。

あの狭い団地の、
せま〜いリビングで、
父親が新聞を読みながらマーガリンをたっぷり塗ったトーストをかじり、
インスタントコーヒーを飲んでいる風景が浮かぶ。

父は甘党だから、コーヒーにはたっぶりのお砂糖をいれる。最後に底にちょっと残っちゃうくらいたっぷり。クリープもこれまたたっぷりと。

ちょっと苦そうで、でもなんだか心地よい香りがするその飲み物に小さい私は興味津々。

父を玄関とベランダでしっかりお見送りしたあと、母が洗い物を始めるほんの隙を狙ってカップ底に残ったコーヒーとお砂糖をこっそり楽しむ。(たまに残ってない日もあるけど。笑)

独特なほろ苦さと甘み、子供は飲んじゃだめっていうスパイスも加わって、コーヒーはわたしにとってその頃から特別な飲み物だった。

今では、インスタントコーヒーなんてって一丁前な事言ったりするけど、わたしとコーヒーの最初の出会いはインスタントだった。

本当は子供の頃からハンドドリップしてました。みたいなかっこいい事書きたかったけど、この香りで小さい頃の幸せいっぱいの時を思い出せる。

みんなそれぞれ、コーヒーとの出会いやエピソードがある。

コーヒー好きのひいき目もあるかもしれないけど、他の飲み物ではあまり聞かないから、やっぱりコーヒーって飲み物は特別な飲み物なんだと思う。



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