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【TOEIC③】リスニング対策に欠かせない英語の音声変化とは?

TOEICのリスニングを強化するためには、ひたすら英語の音声を聞いていればいいと思ってました。でも、どんなに聞いてもある程度までしか伸びない。なぜなら正しい音を聞き取るための基礎情報がないから。というわけで、リスニング強化のために、まずは音の基礎となる英語の音声変化についてしっておくことが大切です。今回は、音声変化の基礎と、現在受けているTOEIC専門スクール「COREDAKE」(コレダケ)のレッスンを受けてどのように改善してきたのかについて紹介します。

今週は第2週目です。TOEICパート1、2をメインに「リスニング全体に関わる音声変化」について「絶対に知っておかなければいけないこと」を綴ります。これ知らないと、単語が正確に聞き取れないうえに、いつまでたっても日本語発音から抜け出せなくなるので要注意です!

3週連続選んでいただき、ありがとうございます!!

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知識×実践で聞こえる音は確実に変わってくる

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先週土曜日から、TOEIC専門スクールCOREDAKE(コレダケ)の12週間コースを受講しています。レッスンがスタートした土曜日は、日本人講師による日本語での授業を3時間を受けました。【TOEIC対策=文法】かと思っていたのですが、リスニングもあるのでまずはリスニング対策から。授業では、リンキング、リダクション、フラッピングなどの音声変化の基礎についてしっかりと教えてもらいました。

Zoomを使って日本人講師からしっかりと学んだあとは、翌週のオンライン英会話レッスンでフィリピン人の先生と音声変化のレッスン。実際にTOEICテストの問題を使って、どこがどう変化しているのか確認したのですが……。音声変化の基礎知識を習得し、音の変化を実感したあとは、聞こえる音が変わるだけじゃなく、自分自身の音読の仕方も大きく変わってきました!「音声変化の基礎ってなに?」という人のために、まずは、音声変化の基礎知識について確認していくことにします。

音読する前に知っておきたい音声変化の基礎知識

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まず、音声変化についていうと、主に5つあります。ここをしっかり押さえておくと、リスニングが聞きやすくなるうえに、自分が話すときもよりナチュラルな音に近づけます。私はこの音声変化を習ってから、音読するテキストでどこに変化が起きているのかを元音源をもとに確認しています。

1連結(リンキング)……2つの音がつながって聞こえる音。たとえば【move in】は【ムーブ イン】ではなく【ムーヴィン】という

2脱落(リダクション)……t / d は音が発音されないことがある。p/b/k/gも同じく。【good morning】は【グッド モーニング】ではなく【グッ モーニング】となる。ただし、アクセント手前のt/dの音は脱落しないので注意。

3フラッピング……母音に挟まれた【t】、母音とLに挟まれた【t】は【ら / D】に変化する。【water】は【ウォーター】ではなく【ウォーラー】

4弱形……Be動詞、冠詞、助詞、代名詞、前置詞などは弱く発音される。

5Tの消失……【母音+N+T+母音】の場合は【T】の音が消える。【important】は【インポータント】ではなく【インポー(ン)ト】という感じに。

「娘のうえに線?」その正しい意味は……

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COREDAKEのレッスンでは、まず最初に講師が音声を再生し、私が3択の中から選び、そのあとに質問文をディクテーションで書き出し、講師にチェックしてもらう。うまく聞き取れなかったところは、講師が回答文にアンダーラインをひき、「もう一度ここをよく聞いてね」といい、再度音声チェック。最後に正しい答えを確認するという流れでした。回答文も同じです。

しかし、問題はディクテーションができない! というか、正確に音声が聞き取れない!

たとえば、

On the dotted line,please.

というのに対して【dotted=点線入りの】が聞き取れず、【daughter=娘】に聞こえるわけです。

On the daughter line,please.

と聞こえるけど、どんな意味? 娘の上? 線をお願いします? 娘が線の上で立ってる? いや、娘の上にいるなにか? どういう意味???となるわけです(汗)。私の回答を聞き、講師は【daughter】に線を引き、「ここを注意して聞いてね」と。次に回答したのが【dollar=ドル】。「1ドルを線でお願いします?」。もうわけわからない変な回答ばかり。

私がフィリピン人講師の立場だったら、変な回答したら思わず笑っちゃいそうですが……講師は聖母マリアのように優しく微笑み、「dollarはすごく近い回答だね」といって、正しい【dotted】という単語を教えてくれたわけです。そこでやっと納得。「点線の上にお願いします」ということだったのです。ちなみに、問題文は「どこに署名したらいいですか?」というものでした。質問文も聞き取れないから、回答もまったく推測できない。完敗でした!

正確に聞き取れなかった音はどこ? その原因は?

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先ほどの例文

On the dotted line,please.

で聞こえなかった音【dotted】。これはそもそも【dotted】(点線の上に)という言葉を知らなかったのが1番の原因ですが【dot】という単語と【line】から推測すれば、ある程度は意味が理解できたんじゃないかと思います。

実は、日本語講師によるオンライン授業で、この接尾語についての話も聞いていたのです。自主学習では、この接尾語についても練習し覚えるように言われているので、ここはあとでしっかりと復習します!

これまでオンライン英会話のレッスンを2年以上受けてきましたが、COREDAKEのレッスンでは初めて知ることばかり!私のレベルがそこまで追いついてなかったのと、先生から言われてたけど英語だから半分くらいしか理解できていなかったからじゃないかと思います(汗)。

一応言っておくと、フラッピングなどについては、2週間前にほかのオンライン英会話で受けたのでそれは記憶してました!とはいえ、やっぱりここは日本語で書いてくれる方がスムーズに理解できるし、その分記憶に定着しやすいと思います。

ちなみに、この【dotted】は、母音に挟まれた「t」、または母音とLに挟まれた「t」は音が「ら / D」に変化するため、【ˈdädəd】と発音します。これはフラッピングと呼ばれるもの。

I agree with her,don't you?

であれば【don't】の【t】がリダクション(脱落)していることに。ちなみに、私はずっと【don't you】は、日本語で書くと【ドゥンチュー】だと思っていました。【don't you】は、リンキングしているわけではなくて【t】がリダクション(脱落)していただけだったのです。

このように1文ずつ講師と一緒に確認。間違えた文章はすべてそれをやり、どの音が聞こえなかったのか、それはなぜなのかを確認。最後に本語の訳つきの回答を見せてもらい、英文を見ずに言えるように何度か練習しました。かなり地道な作業ですが、意外と楽しい。

音声変化がわかると音読が変わる!

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今回、COREDAKEのオンライン英会話レッスンを受けたことで、わからなかった文章がなんといっているのか全部理解できたし、何の単語が聞き取れなかったのかもわかり、すっきり。どの単語がどう音声変化するのかも教えてもらったので、あとで単語帖に登録して復習します!

COREDAKEで音声変化について学んだのは、座学も入れて今回が3回目ですが、たった3回のレッスンで、音声変化の知識がついたことで、毎日の音読が変わってきました。

私は毎日「究極の英語リスニング2」の音読と、カランメソッドの練習をしているのですが、そのテキストにもリンキングやリダクション、フラッピングなどを記入。今まで講師となにか違うなと思っていた音の部分が、なぜ違うのか、どう変えたらいいのかがわかってきました。

これがわかると、もう1つやっている「瞬間英作文」での音読も変わってきました。今までは「日本語を見て英文を口頭で言う」のが目的だったのが、今は「正しく音声を繰り返す」ことが目的に加わったため、自然と練習回数が増えました。

今週末、2回目の座学があるので、またそれも楽しみです。今後もTOEICコースは続いていくので、その都度レビューを書いていきます!

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