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【TOEIC⑪】シャドーイングで言い間違えが多い!対策は?

TOEIC専門スクール「コレダケ」によるオンラインコーチング、5週目の振り返りをします。この日は、週1回ある日本人講師による学習管理と、TOEICのPART4対策について。講座前半の学習管理と学習者の悩み、対策などについて紹介します。ひとりでやっていたらわからなかった他の学習者の悩みを知ることで、自分の役にも立ちました。先週、学んだ内容をシェアします。

比較すべきは他人のスコアではなく過去の自分!

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まずは4週目の自習フィードバックからスタート。TOEIC専門スクール「コレダケ」では、毎週課題が出され、それに基づき各自自習をします。1日ずつやったことをスラックで報告しているのですが、同時に一言感想も書いています。週1回ある日本人講師による3時間講義ではコメントについてフィードバックをもらえるのですが、これが毎週じわじわと効いてきます。

文字が小さくなってしまい見づらいかもしれませんが、参考までに画像キャプチャしておきます。講師のYumi先生は、常になぜその行為がいいのか、改善すべきところはどこかなどを丁寧に回答してくれるので参考にしています。

【シャドーイング・フィードバック要点】
・比較するのは過去の自分!
・焦ったら苦手なところの強化課題か単語復習!
・イメージと英文を結びつけることで処理速度アップ
・口元をリラックスさせるときは/ə/(例:pilot)を意識する
・リスニングができない時は先読み練習を徹底してやる
・聞こえた音を聞こえたまま発音。脳内の単語イメージ=耳から聞いた音
・英文はチャンク(文節)ごとに理解する


シャドーイングで言い間違えが多い!対策は?

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私は、カランメソッドの練習を毎日していることもあり、比較的シャドーイングは得意な方だと思います。とはいえ、初めての文章はなかなか大変。とくにTOEICは、私が普段使わない単語も多く出ること、会話のスピードが速いことからかなり言い間違え&噛みまくります。

じゃあ、なぜカランはできるのかというと、カランの場合は基本の構文が同じなんですね。それを何十回、何百回も繰り返しているから、初めて聞く文章でも比較的スラスラいえる。逆にいえば、慣れていないTOEICの構文も繰り返し練習することでスラスラいえるようになるということなのです。なので、もうこれは練習するしかないですね!

【シャドーイング間違え対策】
・構文に慣れる
・頻繁に間違えるところは文法を確認
・発音間違えは弱系(I’d like the mornig set pleaseなど)を意識


一週間の学習を振り返り、自己採点!

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フィードバックをしたあとは、各自、先週の自主学習についてそれぞれどれくらい取り組めたか、改善すべきところはどこかなどを自己評価して書き込みます。この自己評価というのは、TOEICに限らず学習を継続するうえで本当に大事なところです。というのも、生徒自身が自分の強み、弱み、改善点を確認することで、翌週への改善へとつながるからです。「国際バカロレア教育」でもこの自己評価を小学生から徹底させているため、子どもたちの学習能力はとてもよく伸びると聞きました。仕事などでも、この評価を取り入れているところは多いと思いますが、そういった意味でも「コレダケ」で作ってもらった自己評価表はTOEIC対策以外にも応用できそうです!

理解力が格段にアップ!「チャンク読み」とは?

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英語の文章を読むとき、どこで区切るか意識していますか? たとえば「I'm really tierd up today.」という文章の場合、「I'm/ really/ tierd/ up/ today.」と一単語ずつ区切って覚えていたら、なかなか覚えられません。この場合、「I'm really tierd up today.」と一文を一息で読むことで、格段に覚えやすくなります。またリンキングやリダクション、フラッピングについても自然とできるようになります。

「I'm/ really/ tierd/ up/ today.」と一単語ずつ読んだ場合、読み終わるまでに約4秒ほどかかります。それに対して「I'm really tierd up today.」と一息で言ってしまえば1秒ちょっとで言えます。また人の話を聞くときも、チャンク(文節)ごとに聞けばかなりの文章量を覚えられます。

リダクションなどの音声変化についてはこちら↓

チャンクについての解説はこちら↓

パート3・パート4のリスニング対策復習

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TOEICのパート3、パート4は、2人または3人以上での会話となってくるので、より聞き取りが難しくなってきます。しかし、問題を先に読みながらリスニングをすることで、相手が何を聞きたいと思っているのかが理解しやすくなるため「先読み」対策が必須です。

同時に、設問には全体を問う問題、「誰から」「何を」聞きたいのかを問う問題、‟○○といった意味はなんですか?”を問う問題、グラフ問題の「4つのタイプ」があります。それを正確に理解しておくと回答が格段にしやすくなります。この日の授業ではそのおさらいをしました。もう寝ながら聞いても理解できるくらい、楽にリスニングできるようになりたい……!

パート4の「4つの問題タイプ」についてはこちら↓

短期+長期のWアプローチで確実にリスニング力を伸ばす!

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授業前半のまとめとして、パート3、パート4対策は短期&長期的なアプローチを同時にしていくことが大切だということでした。リスニングの短期的アプローチとは、設問の内容をあらかじめ読んでおき、相手が聞きたいことを理解したうえで改めて問題を聞くこと。長期的アプローチとしては、シャドーイングと音読強化。「シャドーイングや音読して何になるの?」と思うかもしれませんが、シャドーイングすることで自分の頭の中にある音と実際の発音を近づけることで聞きやすくなります。また音読をすることで、構文がしっかり覚えられるので、全部聞けなくても話の内容を理解しやすくなるのです。

ここまでが、日本人講師による3時間講座の約1時間から1時間半くらいの前半パート。このあとは実際に演習問題をやっていきました。さらに、別の日に週2回フィリピン人講師によるオンライン英会話のレッスンがあるのですが、現在、講師がいるフィリピン・セブ島は台風直撃で電気も水もない生活に! そんなわけでこの週は急遽シャドーイングの音源提出、フィードバックとなりました。

TOEICのリスニング対策が実際の会話で役立つわけ

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これまで私は、オンライン英会話を2年間続けてきました。おかげでだいぶ会話などはできるようになり、ある程度のことだったら相手が言っていることは理解できます。ただ、そこに落とし穴があって「概要はわかるけど、詳細はわからない」のです。

もっといえば、相手が自分のことについての話をするときはだいたい理解できるけれど、仕事などで指示を正確に理解しなければいけないときはわからないのです。仕事柄、私は人のライフストーリーを聞き、記事にするため、一見、「詳細はわからなくてもいい」と思うかもしれませんが、詳細がわからないことには、細かいところが理解できず、効果的な質問が出来ないのです。

また前にもブログで書きましたが、あいまいなまま会話をすると、トラブルにつながることもあります。そのため、確実に詳細まで聞けるようになる必要があるのです。同じく会話力を鍛えている友達に「なぜTOEICを勉強する必要があるのかわからない。どこに向かっているんですか」といわれることがありますが、TOEICのリスニング対策はかなり会話力向上に役立っています。それどころか発音改善にも大幅に役立ちます。単語力、文法力、これまであいまいにしてきた基礎力向上にもつながっています。そういうわけで、「コレダケ」のTOEIC対策は、英語の会話力向上に確実に役立っていると感じています。

外資系への就職や転職はもちろんのこと、「オンライン英会話の先生のいうことをもっと理解したい」「自分の感じていることを的確に相手に伝えたい」と思っている人は、「コレダケ」のTOEICコースを受けてみるといいかもしれません。


「コレダケ」代表:石原さんにインタビュー。コーチング付きTOEIC対策とは?↓

【パート1】実は、このTOEIC対策コラムの中で一番読まれています↓

【パート1】リスニング対策でかかせないリンキング、リダクション、フラッピングとは?↓

【パート1・2】ディクテーションで聞き取れない音を知る!

【TOEIC学習悩み】モチベーション管理について

【バックアップタスクについて】毎日の学習が続けられないとき……

【パート3・4】先読みでスコアを伸ばす!





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