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5月劇場公開映画!わたしが注目する9作品(2024)

観る映画のチョイスがややコア気味になりつつある私が、5月に劇場公開される作品の中で注目しているものを、まるっと紹介します。頭に「★」がついているものは、とりわけ楽しみにしている作品です。
※参考リンク:私が昨年観た映画今年観た映画

ちなみに私、映画は鑑賞前に極力知識を入れないようにしているので、内容の紹介はほぼありません。公式サイト(あるいはWebメディアの記事)へのリンクと、私のテキトーなコメントだけ添えてあります。ご容赦ください。
もしよろしければ4月の記事もありますので、下記リンクからどうぞ。


【5月3日(金)公開】

■『人間の境界』(アグニエシュカ・ホランド監督)

[コメント]
海外レビューサイトで高評価(IMDbのメタスコア83)だったのでチェック。この記事を書くまでジャンルも内容も一切知らなかったのですが、シリア難民など国際的な紛争に翻弄される人間を描いた映画のようです。2023年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞も獲っているそう。相変わらず鑑賞動機が雑ですが、こういったテーマの映画を定期的に観て、その度に世界の問題について考えるのは、よい習慣だと個人的には思っています。


■『ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版』(ピーター・ウィアー監督)

[コメント]
『いまを生きる』や『トゥルーマン・ショー』を監督したピーター・ウィアーの出世作が、4Kレストア版として公開されるようです。評判もよいのでこの機会に劇場で鑑賞します。楽しみ。


【5月10日(金)公開】

■『胸騒ぎ』(クリスチャン・タフドルップ監督)

[コメント]
デンマーク・オランダのヒューマンホラーとのことですが、『ゲット・アウト』等のホラー映画でお馴染みブラムハウスが惚れ込み、リメイク版の製作が決定している注目作のようです。ちらっと海外レビューサイトもチェックしたところスコアも上々(IMDbメタスコア78)だったので思いきって観てみます。


【5月17日(金)公開】

★『ありふれた教室』(イルケル・チャタク監督)

[コメント]
何故かずいぶん前から原題の『Das Lehrerzimmer』をメモしていたのですが、2023年2月にベルリン国際映画祭のパノラマ部門で受賞していたのですね。そして今年には米アカデミー賞の国際長編にもノミネートされ、満を持しての日本公開となります。スリラーか……今月はスリラーやホラーなどダークな映画が多いですね。ええ、好きですよ。


★『ミッシング』(𠮷田恵輔監督)

[コメント]
わーい!待ちに待った𠮷田恵輔監督の新作!『ヒメアノ〜ル』以降は全作品観ているわたし、今作ももちろん観ます。企画がスターサンズ、音楽が世武裕子という組み合わせは、『空白』と同じですね。スターサンズ印ならば、『空白』同様に社会問題に鋭く切り込んでいくことになろうかと思いますが、今回はどんな問題を取り上げるのか。また監督が得意にしている、観客の罪悪感を呼び起こして居た堪れなさを味合わせる描写は、今回はどんなアイディアで見せてくれるのか。そして、大衆向けのキラキラドラマのイメージが強い石原さとみが、𠮷田監督が作り出す世界でどのような表情を見せるのか。楽しみなこと尽くめです!


■『碁盤斬り』(白石和彌監督)

[コメント]
𠮷田恵輔監督の新作と同時に、白石和彌監督の新作まで公開!このお二人の作品、いつも同時期に公開してないか? と思いつい調べたりしちゃいましたが……

白石監督の作品も『孤狼の血』以降は全部観ていて、もちろん今作も観ます。脚本の加藤正人とのタッグは香取慎吾主演の『凪待ち』と同じ。ということはいつか、稲垣吾郎主演の映画もこのタッグで撮って「新しい地図」コンプするんだろうか、なんて期待もしてしまいますね。しかしまずは『碁盤斬り』。どんな作品になるのでしょうか。


【5月24日(金)公開】

■『関心領域』(ジョナサン・グレイザー監督)

[コメント]
今年の米アカデミー賞で国際長編獲ったので!またその授賞式のスピーチという難しい場で、勇敢にもイスラエルによるガザでの虐殺を批判したジョナサン・グレイザー監督へ敬意も抱きつつ、しっかり目に焼き付けようと思っています。


【5月31日(金)公開】

■『美しき仕事 4Kレストア版』(クレール・ドゥニ監督)

[コメント]
私はいまだ縁がなくクレール・ドゥニ監督の作品を一本も観られていないのですが、1998年の作品が4Kレストア版として劇場公開されるようなので観てみます。すでに先日のフランス映画祭や一部劇場の先行上映イベントで鑑賞した方もおられるようで、その評判も上々でした。楽しみ。


★『マッドマックス フュリオサ』(ジョージ・ミラー監督)

[コメント]
私が映画の魅力に取り憑かれ、深くのめり込むようになったきっかけの一つが、2015年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をIMAXシアターで鑑賞したことでした。世界観が好みだったわけでも、ストーリーに魅了されたわけでもないのですが、映像や音響にただただ圧倒されたのが、衝撃的な体験だったのです。前日譚ではありますが、その続編が公開されるということで、感慨にふけりながら劇場で鑑賞したいと思っています。もちろんIMAXで!


以上9作品でした。5月も皆さんの映画ライフが素敵なものとなりますように。

(補足:タイトル画像にある『無名』はちょっと様子見して、よさそうなら観に行こうと思ってます)

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