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花の散り際にみる感性

季節の中で最も花が舞う季節。
花の散り際の表現がとても素敵だったので
みんなにも知ってもらえれば。

桜は「散る」
梅は「こぼれる」
椿は「落ちる」
朝顔は「しぼむ」
菊は「舞う」
牡丹は「崩れる」
雪柳「吹雪く」

花をみて、枯れる以外の表現を生み出してくれた昔の詠み人たち。

表現豊かなのは、
日本に季節があるからだとも聞いたことがある。

散り際が儚いと思うのは、死を連想するからだろうか。
こんなに綺麗な終わりかたが出来ればいいなという憧れか。
それとも次の芽生えへの期待か。

日本語は美しい。

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