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2023/12/18(月)

公休日2日目。
今日は出勤日と同じ時間に目が覚める。折角の休日なのに、と軽く舌打ちする。

その勢いで、年末に備えてとでも言い訳をつけて大掃除を開始した。
日頃は手をつけず立ち入らないバルコニーへ出て、とにかく掃き掃除と拭き掃除。メラニンスポンジをすごいスピードで消耗し、雑巾が汚れ何度も浴室の方にある流しへ向かうのが大変面倒だった。これはそろそろバケツというアイテムを入手する必要があるな、と購入する決心をつける。

汚れ過ぎて全面真っ黒になった雑巾を熱湯オキシ漬けにし、観葉植物を遮光カーテンの前へ移動させる。今日はまだダニに汚辱されていないようだ。ひと安心して着替え家を出る。

勿論目的の品物はバケツだ。
バケツさえあれば、もっと効率的にもっと綺麗に掃除をする事が出来る。
折りたたみ式の物が収納に困らないと考え、ただ百均の安っぽい品ではしっくり来ず、以前スリーコインズで見かけた記憶をたどり、店舗へと向かった。

スリーコインズへ到着すると、素人YouTuberが手にしている様な簡易的なものではなく撮影用の大きなカメラを抱えた若い男が店内に立っていた。
ギョッとして一旦その位置から離れる。店内を物色しながら時間をかせぐ。もう一度そちらの方向をみると、留まったままでどこかへ消える様子も伺えない。
最悪だったのは、私の目的である掃除用品のコーナーにその男たちが留まっている事だった。私が買い物を済ませるには、カメラ連中に近づかねばならない。

決心がついて、掃除用品コーナーに向かう。バケツのカラーが2種類あり、どちらを購入しようか見定めていると、「あの」と横から女性の声がした。
「私たち○○テレビで年末大掃除特集を…」まで聴こえて首を振った。
すかさず横にいた男たちが、「いや、君の声かけ、良かったと思うよ云々…」と私に声をかけた女性スタッフへ上から助言をしている。偉そうに助言をしてるんだったらお前らが声かけ役やってやれよ、と心の中で苛々が募る。頭が悪いと効率も悪いのである。

かつて役者を目指してテレビに映ろうとしていた人間が、こんな形でテレビに映るなどそんな生き恥さらせる訳がない。都心部に住んでいると、撮影用カメラを抱えたスタッフを見かけたり、ロケや撮影に遭遇することも多い。もう絶対に関わり合いになりたくなどない。薄汚れた連中の巣窟だからである。

その後大手の雑貨屋さんに入る。今まで見掛けてはいたが足を踏み入れたことはなく、平日なのですいている事だろうと立ち寄ってみた。
可愛らしいiPhoneケースを発見したのでレジへ行くと、若い女の子が電話対応をしている。どうやら、その店員のワンオペらしい。大手だけにブラックな働かせ方させるなぁと、自分の現状に重ね同情する。

電話が終わると、まだ若いのに「お待たせしてすみません」ときちんと謝罪を口にした。それは私が仕事で口にしている言葉で、取引先に鼻で笑われる言葉である。だから「かまいませんよ」と言い、「寧ろ忙しいのにすみません」と言いかけたが、これ以上若い女の子に接客をさせるのも荷が重いかなと、その言葉だけは心の中で唱えた。

これから18回目になる美容点滴である。
継続を求められているがくま取りの資金集めの為に断る心意気でいる。どんなに値引きだの何だの言われても惑わされてはならない。

マッチングアプリの方は、話題の合う相手が1名現れた。だが、写真をみる限り肌が汚そうである。肌の汚さだけで不潔感が連想される。会う前から嫌な予感がしている。1匹に絞らず他にも探すのは並行して続けるとするか。

今日から職場には新人が初出勤してきたそうだ。私は研修する資格なしと烙印を押されているので研修する気など更々ないから、挨拶だけ早々にして放置するつもりである。誰かが何とかするだろう。私は知らん

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