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映画『ある男』を観た。2022年11月22日(火)

以前、文庫本で読んだ平野啓一郎の『ある男』が石川慶監督で映画化。
楽しみにしていたのでシネマサンシャイン大和郡山でさっそく観てきた。

一人の名を替えた人間を巡り戸籍や家族、生きることを問いかけられる。
計算された撮影と感情を揺さぶる音楽。
何気ない人の言葉が突き刺さるシーンが多く、社会問題のテーマも重層的に描かれる。

役者の演技は文句なしにいい。
特に妻夫木聡と窪田正孝は素晴らしい。

ラストの切れ味には痺れた。

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