『夜のにおいに魅せられて』
夜と昼は違う
景色、人、空気、温度、におい
いつもの道なのに
夜のにおいがした
怪しげな甘い大人の香り
昼の草のにおいとは相反して
瞳を閉じて、そっと感じたい
行き交う人は遠くに感じ
とても小さく見える
遠くに、三日月が見えて
追いかけようとして
向かっていったが、追い付かず
どこまで駆け寄っても
大きくも、近くもならない
月との追いかけっこ
夜のにおいと共に
月との別れを惜しみ
ずっと眺め続けていた
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