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「変わってるね(ふしぎちゃん伝説)」

よく言われたものだ。

時には、お調子者だったり、おっちょこちょいだったり、

頼りなくぼうっとしていたり、怒られてばっかりしていたり、

あたふたとして何をしているのかわからなかったり、

つっこみどころが満載で注意されまくったり、

兎に角、いつも何かしらやらかしていた気がする。


構ってちゃんオーラを出している訳でもなく、天然だったのだろうか。

よくよく考えなくても、周りに迷惑ばかり掛けていた。

後のフォローを、いつもやってくれる人がいたから、今まで何とか生きて

来られたのだろう。


時が経ち少しはマシになるのかなって思っていたが、甘かった。

目立たなくする術は覚えたみたいだが、消えてなくなりはしない。


時には、愛想をつかされたり、少しずつ距離を置いて離れて行ったり、

甘い汁だけ吸われて乾涸びてしまったり、そのまま放置されて完全に

忘れ去られてしまったり。


それが個性なのだろうか、上手くカモフラージュして付き合っていくしかない。


唯一救いなのは、今まで通り付き合ってくれる人がいるっていうこと。

それは、とてもありがたく嬉しいこと。



ふしぎちゃんって、どんな人なのだろうか。

実際、会ってみたいと思う?

いやぁ…

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