男の物語#10: 「離婚とは彼女にとって「紙っ切れ一枚」」

今回は「離婚とは彼女にとって「紙っ切れ一枚」」 について取り上げたいと思います。

この台詞は映画「HER (2013)」の中ので出てきたものです。

映画の内容は近未来で各自自分のAI(Artificial Intelligence:人工知能) を持ち常にON LINE状態にて相談などできる想定になっています。 いまならさしずめ、IBMの人口知能 Watsonが各個人ににつながっているような感じとなっています。 

物語では:主人公男性は、奥様と1年以上別居し離婚寸前な状態で、主人公のAIに「なぜ、離婚をしないのか?」と聞かれたときの回答です。

会話の流れ(一部 47的翻訳あり)

女性声AI: なぜ、一年以上も別居しているに「離婚」しないの?

主人公: 「離婚とは彼女にとって「紙っ切れ一枚」」    

女性声AI: あなたにとっては?

主人公: ぼくには、その準備ができていない。 まだ、夫婦でいたいんだ

あ~ AIにこんなこと言われるのはどうかと思いますが、こんな会話がこのシーンで続きます。 結局この男性、なぜ離婚に至ったのかを自分自身で理解しています。 それなら、話が大きくなる前に修復できなのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか? 映画の中では、プライドが邪魔をして、できなかった模様です。

ここまできたら、もう引き返すことができないのに「ぐじぐじ」しています。

いかにも、男性的な論理(思考)展開だったので取り上げてみました。

余談ですが、この映画は本来近未来のSF映画で、この映画を見た目的は近未来のAIの役割はどんなものか? と思って見たら、バリバリの恋愛映画でした。

この映画長く、まだ前半しか見ていないのですが実際タイトルの「HER」は実は、「これから恋愛することになるAI」のことなはずです。 

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