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小学校のクラスからいじめをなくす方法

どうも、タジです。

2019年に文科省から発表された調査結果によると、いじめの認知件数は1985年度の調査開始以来、過去最多を更新したそうです。

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引用:文部科学省「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査

いじめの多様化

幸運なことに私はそういう類のものとは無縁で育ってきましたが、我が子のことを思うと心配ですよね。

最近は陰湿なものが多く、特にSNSを使ったタイプのいじめは先生側の発見がとても困難だと聞きます。

当時話題になった菅田将暉さん主演のドラマ「3年A組」も、このSNSをテーマにしたものでしたね。
本当に考えさせられる、現代社会の闇を取り上げた内容でした。

「加害者の家庭環境が背景にある」
「被害者にも問題がある」

など、いじめには複雑な発生要因がありますが、そういった問題を個々に対応しても根絶はできません。
根本から解決する方法を考えなければいけないのです。

もし私が小学校の先生だったら

かつて教師の道をめざしていた時期もあった(小学校ではありませんが)ので、どうしたらクラスからいじめを根絶できるのか真剣に考えたことがあります。

そこでひとつのアイディアが浮かびました。

実証できないのが残念ですが、

いじめを見つける必要もなく
個々の事案に対応することもなく
クラスからいじめをなくす

そんな魔法のような方法だと自負するので、僭越ながらご紹介させていただきます。

とあるクラスのホームルーム(もしくは道徳の授業)

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ここで手作りのフェイク資料を配付します。

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※●には適当な数字を入れてください。
続けて、次のように話します。

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補足説明

誤解のないように言いますが「結婚しないことが不幸だ」とか「給料が低いから不幸だ」とか、そういった主張ではいっさいありません。
不快な思いをさせていましたら、ごめんなさい。

文部科学省のデータというのはすべてデタラメ。
小学生に対してハッタリがきく言葉をならべました。

ところで、小学生を対象にしたのには理由があります。

① いじめの認知件数(冒頭の調査)の8割は小学生
② ウソのデータを疑いにくい(ネットで調べたりしない)

スマホを持ち始める前(小5から所有率急増)、そして精神面で大きな成長をとげる(と同時に思春期に片足を踏み入れる)「小4の壁」を考慮すると、小学校3・4年生に伝えるのがベストタイミングでしょう。


ウソのデータを使用することに抵抗を感じる人もいると思いますが、私としては、それでいじめがなくなるのであればOKだと思っています。
むしろ文部科学省にフェイク資料づくりを手伝ってもらいたいくらいの気持ちです。

この方法を広めよう!

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「いじめることで自分自身がどんどん不幸になる」という衝撃の事実(フェイクですが…)を、もっともらしい裏付けをもって突きつけられた生徒は、今後いじめをすることが恐くなるはずです。

この方法の優れている点は個々のいじめを特定する必要がないこと。

イタチごっこはキリがなく、教師側の時間も体力も精神力もうばわれます。
最終的には疲弊しきって、いじめに気づいても見て見ぬふりをするという最悪のケースにまで発展するのです。

またこの方法は、いじめている自覚がない加害者に対しても気づきを与えます。

クラス単位でいじめをする気持ちを封じこめ、人に優しくする必要性を説くこの方法がもし全国的に普及すれば、今の絶望的な数字の推移も少しは抑えることができるのではないでしょうか。

もしこの記事を見て少しでも「いいね」と思ってもらえましたら、ぜひとも他の人にも教えてあげてください。
そして、偶然にもこの記事を見た小学校の先生が実行に移してくれると最高ですね。
そのときは、ぜひ生徒のリアクションなんかも伺ってみたいものです。

さいごに

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この話、もっと中身をやわらかくして絵本にするものおもしろいと考えています。

フィクションであれば「ウソデータ使用問題」も解決。
もっと早い時期に大切なことを子どもたちに教えることができますしね。

個人的にはヨシタケシンスケさんに、ぜひ絵本にしてもらいたい!
哲学的な内容にミスマッチな絵が大好き!影響力もバツグン!
きっと話も、もっとおもしろおかしく展開してくれることでしょう。


あー、海ちゃんが小学生になるまでに、いじめのない平和な世の中になってくれていればいいなぁ…。

それでは。

サポートよりも記事にスキをいただける方がうれしいです(^^)