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「欲望」って何のためにあるの?

「欲望」を満たすことを頑張っても、「欲望」は「幸せ」になるための手段であって目的ではないからコスパが悪い。ってことを前回書きました。
https://note.mu/plush/n/n69f29e87b050

「欲望」は、低ければ低い程「幸せ」になれます!

じゃあ、なんで欲望なんてあるんだよ!ってことに、自分で言って自分で悩んでいましたが、やっと答えが見つかりました。

欲望は、本能とはよく言われますが、
自分の生きやすい・居心地のいいシチュエーションを現状もしくは未来に広げたいと思う、行動してしまう本能です。
(私の幸せの定義でいえば「自信を保てる環境」を広げることです。
 ちなみに、私の幸せの定義 https://note.mu/plush/n/nf290a09cff87 )

なぜ本能で幸せよりも欲望を優先してしまうのか? それは、個々が幸せを優先して安全に同じ場所に留まるよりも、多少無理してでも人間という種族が繁栄するために、とにかく頑張るようにプログラミングされているからだと思います。人類の繁栄は、幸せよりも、欲望を優先したためと言っても過言ではないかもしれません。

良質な欲望に従うことで常にいろいろな「環境」に適合できるようにチャレンジし、上手くいけば適合環境を広げられます。何もしないよりも広い「環境」で自信をもって幸せを感じることができるようになります。特に能力や運の高い人は、欲望に従っているだけでどんどん環境改善できます。
成功者は、「欲望に従え!」「自己実現しろ!」とよく言うのはそのためです。普通の人や能力の低い人は、そのまま鵜呑みにしてはいけません。能力高い人に比べると失敗確率が高く、コスパが非常に悪くなります。普通の人は、欲望に振り回されないでよく考えて一番効率の良い方法を考え動いてください。

欲望は、本能なので、動物的であまり考えていないで発動してしまうと言うデメリットがあります。現代社会の複雑さと動物的な本能が混ざり合って、どうあがこうが幸せにはたどり着けない欲望が発動してしまうこともあります。また、自分の能力では絶対に達成できない欲望が発動してしまうこともあります。そういう欲望に従って行動すると苦労の割に得るものはないので注意が必要です。


まとめ
 欲望は、環境改善本能。
  現状もしくは未来の様々なシチュエーションで
  安心・安全・承認される否定されない環境の
  どこか一部分の改善・構築。
  (全体を考慮しない。大概は局所的改善。)

 欲望は、動物的本能なので、  
  成功率を考えられていない。
   欲望に従った場合、
   能力の高い人は成功率が高いが、能力に低い人には失敗確率が高い。
   ←能力高くて欲望が高いと、幸せ環境は広大になる。
   能力が低くて欲望が高いと、苦労の割に幸せ環境は広げられない。
   能力に関係なく、欲望が低いと、苦労はしないが、
   幸せ環境は限定される(広げられない)。
  ⇒自身の能力と欲望のバランスを考えて。

  質もあまり考えられていない。
     (「幸せ」と言うゴールを前提としていない。)
   良質な欲望もあれば、
   不良で幸せに永遠にたどり着けない欲望もある。
  ⇒欲望の見極めが大事。(幸せというゴールに向かっているのか?)


欲望は、毒にも薬にもなります。
よく考えて、用法・用量を守って正しくお使いください。

追記、「寂しさ」も欲望の一種。


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