見出し画像

より重要なのは社会秩序か個人の幸せか、見えてくる世代差【政治に関する意識調査結果⑤】

PMIが行った「政治に関する意識調査」のデータをテーマごとにご紹介している「政治に関する意識調査結果」シリーズの第5回では、日本社会全体の秩序が優先されるべきか、それとも個々人の幸福追求がより尊重される社会が良いか?ということについて考えたいと思います。

※「政治に関する意識調査結果」シリーズ過去noteはこちら

社会秩序か、個人の幸福か

「政治に関する意識調査」よりPMI作成

「あなたは、社会全体の秩序と個人個人の権利や幸せ、どちらのほうが大事だと思いますか?」という質問に対し、20代から40代の間では、半数以上が「個人個人の権利や幸せのほうが大事だ」と回答しました。

しかし、グラフを見ると分かる通り、年代が上がっていくにつれ、「社会全体の秩序のほうが大事だ」という回答割合が増加傾向にあり、60代、70代以上では60%近くが「社会全体の秩序のほうが大事だ」と回答しています。

また、別途行っているインタビュー調査でも20代、30代の方々は「社会の秩序より、個人個人の幸せが優先される社会がいい」といった意見をいただきます。

前回のnoteでも、若い世代ほど日本を世界に誇る国にしたいという意識は低いというデータをご紹介しました。今回のデータからも、社会全体で「日本人の幸福とはこうだ」、「こういう生き方をすれば幸福だ」と定義するよりも、様々な進路、キャリア、生き方を応援できる政治や諸制度が求められているのかもしれません。

次回は「政治は何のためにあるか?」について聞いたデータをご紹介します。

お問い合わせ(メディア関係者の方)

テレビ・新聞等でデータの引用、ヒアリング等をご希望の場合は以下のフォームからお問い合わせください。
https://forms.gle/jspSuQvRUMZr5Uun6

具体事例:
https://note.com/pmi/n/ne14c03db72b1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?