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やわらかい日々

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日常のこと。見たり、聞いたり、考えたり、思ったり。ありとあらゆる日々のエッセイ。
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11/15 短いようで長い1年

11/15 短いようで長い1年

ひさしぶりにnoteをひらいた。明日で、noteに思いを綴り始めてちょうど1年になる。

この1年間、なかなか変わらないなぁ、変われないなぁ、って、もどかしくも歯痒い日々をたくさん過ごしたような気がするけれど。

でもね、ふと昨晩、この1年をじっくり振り返ってみたら、全然そんなことなかった。新しくスタートしたこと、ドキドキしながらチャレンジしたこと、こわくても勇気をだしたこと、たくさん、たくさん、

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8/8 立秋。

8/8 立秋。

秋がすきだ。

ただしくは、秋になる瞬間がすきだ。

夜がふけると、
秋の虫の音が聴こえてくるあの瞬間。

ふと空を見上げると、
モクモクしてた入道雲たちが、
一面に広がるいわし雲に変化してた瞬間。

真夏の日差しを浴びながら、
涼やかな気持ちいい風を感じた瞬間。

夕暮れどきが、
なぜだか切なくなる瞬間。

こんな幸せが、
1年に1度めぐってくるわけで。

でも、そう思ったらね。

人生であと何

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6/23 栞をはさんで

6/23 栞をはさんで

あわてない、あわてない。一休み、一休み。

ちょっとだけ、小休憩。と思ったら、なんだか意外にもしっかりと心がおやすみモードになってしまい、心に寄り添いつつ、ここ数日を過ごしている。一回立ち止まると、もっかい立ち上がって動きだすのにエネルギーがいる感じとなんだか似てる。

以前のわたしだったらこういう時って、ひたすら寝込んだり、なんとなく過食に走ってしまったりして、生活が乱れに乱れてどんどん自分のこ

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6/21 いのちをかみしめる

6/21 いのちをかみしめる

きょうは夏至。
1年でいちばん日の長い日。
高城れにちゃんのお誕生日。
(れにちゃんおめでとう)
そしてわたしにとっても大切なひ。

今日も今日とて
おだやかに過ごしている。

今日のわたしの1曲は
椎名林檎さんと宮本浩次さんの
『獣ゆく細道』。

なけなしの命がひとつ。
どうせなら使い果たそう。
かなしみが覆いかぶさっても
抱きかかえていくまでさ!

わたしは、わたしにしか味わえない、
わたしの

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6/16 分かち合って癒すこと・再

6/16 分かち合って癒すこと・再

最近のわたしの毎日は、夢みたい!しあわせ!楽しい!うれしい!の、連続でできている。そして、そのときどきに入り込んでくる、悲しい。苦しい。つらい。は、人生のスパイスだ、と、思うようにしている。

つい先日、とある友だちの悩み相談にのった。そこでわたしは、少しだけ、過去の悲しかったことや、苦しかったこと、つらかったことをふと思い出した。でもそれは、まったく重々しいものではなく、むしろ逆だった。自分でも

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6/9 いま、この瞬間にできること

6/9 いま、この瞬間にできること

わたしが、わたしとして息をしている
24時間、365日でありたい。

何にもとらわれず、何にも制限されず。

慎ましく、豊かに暮らしたい。

たおやかで、柔らかく強い女性でありたい。

ユーモアを忘れない毎日を送りたい。

多幸感が溢れて仕方なくなる日々にしたい。

でも最終的にはやっぱり、
大雑把なパリジェンヌになりたいな、なんて。

いつだって、
心はいま、この瞬間から変えられる。

だいじょ

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6/6 わたしと母の生きかた

6/6 わたしと母の生きかた

母のことは好きだ。
でも、嫌いだ。

母はなぜだかいつも、とても隅っこのほうで生きている。道を歩くときは、いつも端っこギリギリまで寄って歩く。誰と歩くときも、つねに一歩うしろを歩く。口をついて出る言葉は、「すみません」や「ごめんなさい」。それはもう、不思議なくらいに、行き過ぎと感じるほどに。なにかから避けるように、隠れるように、自分を否定しているかのように。

そんな母の姿をみて、今日のわたしは、

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6/1 過去を忘れる

6/1 過去を忘れる

6月のはじまり。

びっっっっっくりするくらい、寝た。お昼寝というレベルを超えるくらい、寝た。特に眠かったわけではなくて、現実逃避で、体が強制シャットダウンするかんじ。この感覚、ひざびさだ。

どうしても、どうしても、ど〜〜〜〜〜〜しても、過去に囚われて、手放せない観念がある。思い込みがある。目の前の現実はとっくに変化してるのに、一回蒸し返すと、糸をたぐりよせるかのように、ずるずると感情がひっぱり

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5/27 わたしに嘘をつかないこと

5/27 わたしに嘘をつかないこと

なんだか、朝起きてから、心がずっともやもやしてたから。

朝から活動的に動きたい気持ち(ただしくは動かなきゃと思う気持ち)をぐっとなだめて、落ち着いてノートに気持ちを書き出してみた。心を素直にそっとひろげてみたら、もやもやの正体があっという間に顔をだしてくれたから、ちょっとここに書き留めておこうかと思う。

結論からいうと、もやもやの主体は、わたしの、わたし自身に対する見栄っ張りが原因だった。

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5/14 こころとからだの成分

5/14 こころとからだの成分

「体」は「食べたもの」でできているけど、「心」は「使う言葉や、触れる言葉」でできている。と、ふと思った。

わたしは日頃から、自分自身に栄養を与えるように、あったかいお日さまを浴びているように言葉を使っていこうと心がけている。

言葉の力で元気が出て前向きになることもあれば、言葉の力で傷つき落ち込むこともある。できるだけ後者を選ばないよう、自傷行為をしないように、とくに、無意識に響かせている心の声

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5/12 私らしさの不確かさ

5/12 私らしさの不確かさ

なんだかとっても抽象的な話をするけれど。

自分には、こういう側面があって、こんな自分もいて、あんな自分もいて…、どれも間違いなく自分なのだけど、ぜんぶバラバラの場所に存在してる気がして、切り貼りして無理やりくっつけるようないびつな形で、今まで、私は私を生きてきた。自分でも何を言っているかわからないけれど、とにかくそんな感じ。

その生き方が、とっても生きづらくって苦しくって、自分でも収集つかなく

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5/11 踊り場にたたずむ

5/11 踊り場にたたずむ

今日は本当に何もしない1日だったな。てことで、ちょっとまた書く。

いざ自分の感覚的なリズムに従って自由な日々を過ごしていると、猪突猛進に走り抜ける期間と、今までのやる気はどこへ消えたんだろう?というくらい宙ぶらりんな空白状態のおやすみ期間が、交互に訪れることが、なんとな〜くわかってきた。

今でこそだいぶ消えたものの、馬車馬のように働いていた頃の強迫観念みたいなものがやっぱり根底に残っているよう

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5/5 まどろみながら、つらつらと。

5/5 まどろみながら、つらつらと。

1ヶ月以上ぶりのnote更新。今日はゆっくりお家で過ごすことに決めたので、ひさびさに開いてみた。

先月を振り返ってみると、4月はやりたいこと、始めたことがいくつもあって、あーーー、人ってやっぱり同時にいくつものことはできないんだなーと実感しながらもバタバタと駆け抜けていった1ヶ月だった。でも、いいかんじに新年度のスタートをきれたな、と自分では思っている。

昨年末あたりから、徐々に徐々に環境や心

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4/2 振り返らない生きかた

4/2 振り返らない生きかた

ちょっと色々とひと段落したものだから、思うところなどをまとめてみる。

今までデザインのお仕事をしてきて、世の中に自分が制作したものたちが半永久的に残ってきたりしているんだけども。どうしても人は続けてたら成長してしまうもので。ふと過去を振り返ったときに、「あれは拙かったな〜」とか「もっとできたよな…」とか「こうすればよかった!」とかあれこれ反省しては、苦虫をかみつぶしたような気持ちになったりする。

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