【詩】30になったら安楽死したい
私、久住シンセサイザーは30歳になったら安楽死を希望する。
友達もいるし、嫌な金銭トラブルとか病んでるとかいうわけでもない。常に生き方としては前向きである。
なんだろうなぁー、なんか死って痛い気がするんだよね。
勿論、高いとこから飛び降りたら痛いじゃん?
たぶん病死でも痛いよね。どこかしら。
あと包丁で刺されてもチクってするし、心身が憔悴しても心が痛いでしょ?
だから私は安楽死を希望する。
あとなんで30歳なのかなんだけど、まぁ今、私は20歳で、30歳まではあと10年。
今までの20年間結構色んなことを経験してきた。
恋愛も遊びも運動も。もう実際のところ齢20ながらかなり満足している。あと10年は振り返りというか、後悔を晴らす、そんな期間にしたい。
実際、私は振り返りとか後悔を晴らすとかソースが無限なので、そんなことをする前に今でも安楽死をしたいぐらいなんだけど、さすがに20で安楽死は周りから見たら思考がイキリすぎである。
あとそれ以上に言わなきゃいけないのは、日本では安楽死が認められてないことである。
調べてみると、「日本では、安楽死は法的には認められておらず、本人が希望していたとはいえ、故意に人を死なせることは殺人と同等の罪になってしまう。」と書いてある。
つまり死にたい自分に医者が安楽死を遂行した場合、恩人であるはずの医者が殺人罪に問われるのだ。
だからあと私が生きられる10年はその安楽死が、日本で実現するための待機期間というのもある。
もし、「安楽死があと10年で日本で実現しなければ、どうするか」ということについてであるが、
「じゃあ死なな~い」というのが結論である。
死について軽く見るなよと思うかもしれんが、俺はこういう人間だ。直そうとしても手遅れだ。
20年生きてきて、大切な人は家族だって決まったし、好きな映画はなんやかんやアルマゲドンだし、尊敬する人はヘミングウェイだし、もう決めなきゃいけないことは大体決まった。もう満足だ。
まぁでも明日になったらまた違う願望が生まれるので、生まれたら随時更新していく。
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