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退職は、いつも突然。

以前在籍した会社を退職する際に、役職者の方に挨拶に行った。「いやあ、突然の事で驚いたよ。」と言われた。…まぁ、退職を考えているなんて職場の人に言わないし、聞いた方は突然なんだろうな。

私も驚く事がある。一番に辞めるつもりだったのに、後輩に先を越された時は、驚きと羨望とが入り混じっていた。私は他人に興味が無いし仲が良い人がいなかったので、尚更辞める予兆が分からなかった。

しかし、辞める側にしてみれば突然などではない。ずっと前から色々と思い悩んだ末の決断だ。辞めるまでには、様々な経緯がある。働く中で積み重なってきた不満・違和感、今後の仕事内容(キャリアパス)、所属部署の人間関係、ライフステージや体力面etc.…など考えたり改善できるか行動した結果…我慢の限界に至る。そこからは、必死に転職活動だ。転職先が決まると退職だ。(心身が限界の場合は、転職先が決まってなくても辞めた)

なので決して突然では無い。「私にとっては突然じゃないし」と思っていた。私はどちらの立場も経験しているので、どちらの気持ちも分かる。ふと以前言われたことを思い出して書いてみた。

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