残業させない上司vs残業したがる部下 今の若手は大変だ。

こんにちはポケカルビジネスTVヒガキです。

生産性という言葉が声高に騒がれていますが、
本当にマネージャーにとって大変な世の中になったなぁ。と感じつつ

それよりも、もっと大変なのが
今の時代の若手たち。だと思っています。

だって、右も左もわからない時から
生産性を求められるから。


僕が若手の頃は
時間をかけて(=残業して)なんとかすれば良かったです。
そして、その後に効率化をはかる。という二段階の作業を経て、生産性を上げることができました。

効率悪くても、時間をかけて形にする。ということができたので、多少なりとも結果が残せるというメリットがあるのと
形にできた手順の中で無駄なこと、省略できることを考えて削っていけば、おのずと生産性を上げる経験ができる=生産性向上の成功体験というメリットがありました

エクセルの関数なんかも
あぁこんなに時間かけてやってたことが、こんな短時間でできるんだ!!
とヤバいくらいの感動を得られるからこそ
学びたい!会得したい!と心の底から思えましたし、

もうこんなに働くの嫌だ!!と、藁にも縋る思いで、効率化できそうな仕組みなどを探しては学んでいました。


でも、いまは労働時間は限れており
残業で形にして結果を残す。というのが難しくなっています。
形ができないので、手順ができない。
手順ができないので、無駄を省けない。

それなのに今の若手が最初から
求められるのは、無駄が少ない手順

いやいや、そりゃハードル高すぎだろう。。
これで働けている若手の皆さん、本当にすごいよ!


そして、悩んでしまうのが部下育成

自分は残業して→形つくって→効率化。でやってきたのに、今の若手たちには効率化を考えながら形にする方法を教えないといけない。。。
ノウハウもないし、むしろこの時代に生まれてたら自分もどうなっていたかわからない。。。
本当に難しい。。

未だにどうすればよいのか?
わかっていませんが

今やっているのは極力残業をさせないマネジメント

①残業可能な時間も限られており、形にしきれるほど時間を与えられない

②長時間労働の耐性がない人が多く、メンタル・体調ケアのため

③生産性を常に意識してもらうため、とりあえず残業。をさせない

④学びたい。は、残業の苦しみから生まれづらい。それよりは余暇時間を増やし、何かスキルアップすることに興味を持ってもらったほうが良いのでは
※興味を持ってくれない可能性もありますが。。

正解はわかりませんが、
今のメンバーたちとは、こういう背景を説明しつつ
日々残業したがるメンバーvs残業させない上司で戦っています


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